ささくれ 注意報
さむくなってきましたね。
経った一晩~数日で、手指や唇が乾燥したり、
あかぎれたり…
とくに指先の乾燥はびっくりするほど
あっという間に症状が進みます。
爪の周りも乾燥し、いつの間にか
ささくれが…
ささくれができると?
つい引っ張ったり、むしったりするのは
ほぼ本能!
ですが、その行動で負うリスクは
あまりにも大きいのです…
①ささくれをむしる(=破壊)。
②不規則な傷ができ、ズキズキと痛み出す。
③ブドウ球菌が傷口から侵入、
傷周囲で
白血球(前線で戦う"からだの自衛隊")との戦い
が始まりまります。
赤く腫れ、痛みも強く
なります。
④菌の勢力>>からだの抵抗力
である場合、
菌は奥地まで入り込み傷口から
赤い線が腕まで広がる(=リンパ管炎)
こともあります。
⑤戦い暮れて、戦場だったところには
敵と味方の死骸(=膿)が
うず高くつ(積?詰?)まれます。
(=膿を入れた水ぶくれが作られる)
やっぱり、戦争は、ダメ、ぜったい!
手指を安静に、抗生剤(細菌を殺す薬)を塗ったり
ときには飲み薬が必要になります。
膿が十分にたまると痛みはピークに達します。
(本来そこにあるべきではない液体が溜まっていること
強い炎症により痛みが生じています)
清潔な針で穴をあけ膿を出すと楽になりますが、
穴をあけるタイミングが早すぎると膿が出ないばかりか、
痛みが増すこともあるので、慎重に見極めねばなりません。