ここからは、白頭山の話。
「登頂できるか分からない」と、何度もガイドさんに言われましたが、できました
12月31日、まずは西ルートから。
ほとんど歩かずに登ったので、あんまりえらそうなことは言えないけど、海抜2470メートルって、意外に低いね。
富山に住んでた人間からすると、3000メートル超の山にも登ってた(これも言うほど歩かないけど)ので。
でも、寒いのは、ほんとに寒い。
ホテルから白頭山に向かう道は、こんな感じでした↓
頂上を目指す前に、ちょいと寄り道。
鏡餅みたいな雪だるま。
そして、これは何でしょう?
キツネかと思ったけど、よく考えたら翌日が新年で戌年だから、犬!
わたくし戌年ですわん。
実はわれわれ、なぜ寄り道しているのか、この時知らされてませんでしたが、西ルートの階段が雪で登れないからこの日は登頂断念ということでした。
1300段くらいの階段を登るルートだったのですが…
晴れてきたので、スノーモービルで登れる!ということになって、急きょスノーモービルの乗り場までバスで。
ラッキーすぎる
バスの車窓から。
こんな映画みたいな風景が見られるとは!
スノーモービルは運転士さんと、二人が後部に連なって乗る形。
わたしは運転士さんのすぐ後ろでがっしりつかまって。
けっこう怖い。
そして、寒い。
ゴーグルないと死んでました。
着いたところは、天池!
これ、もう、天国ですね。
こんなにきれいに晴れわたって見えることは、ほぼないと、ガイドさんいわく。
生まれて今まで見た景色で一番きれいでした。
せっかくの天池での写真も、誰か分からない……わたし、わたし。
この裏側の写真も手をまわして撮ってる人がいて、ハングルで조선(朝鮮)と書いていました。
ここがまさに北朝鮮との国境なんですね~
帰りは、天池が見れたうれしさで、みんなテンション高め。
予定外に寄り道したりして、お昼ごはんが大幅にずれて午後4時に。
そしてその1時間半後にまた晩ごはんを食べるというおかしなことに。
「天池が見れたんだから、これくらいはがまんしないと。晩ごはんはデザートと思って食べて」と、ガイドさん。
おおみそかなので、カウントダウンパーティーも、しました。
延辺のマッコリだそうです。
わたしはちょっとすっぱくて苦手だった。
パーティーでは、神父さんのはからいで、尹東柱の詩『新しい道』をわたしが日本語で、韓国の中学の国語の先生が韓国語で朗読しました。尹東柱をしのびつつ、新たな年を迎えました。