土田さんの映画の話の続き | なりあやの韓国シネマ留学記

なりあやの韓国シネマ留学記

2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

こないだの土田真樹さんのトーク@チェッコリの件でコメントをいただいたので、ちょっと補足。

 

日本と韓国の映画の観客動員数の差、だいぶ前から気になってました。

 

人口は、日本が1億2700万人、韓国が5千万人ぐらい。

 

なんですが、

 

韓国はほぼ毎年のように1000万人超を動員する大ヒット映画が誕生する一方で、日本は2010年以降で1000万人超動員したのは「アナと雪の女王」ぐらいです。歴代の上位はほとんどアニメか洋画。

 

なんでこんなに差が、と考えると一番に思いつくのは映画の値段。

韓国ではどんどん上がってるとはいえ千円ぐらい。

日本は1800円ですよね。

 

他の物価はかなり近づいてるので、映画の2倍近い差はかなり大きい。

お茶代なんか韓国の方が高いですしね。

 

日本はDVDで映画を見るという文化があるので、作る側はチケット代以外にそっちの収益も見込めるけど、韓国はほぼDVDで見る文化はないに等しい。

おそらく劇場で見てもらってなんぼ、という世界なので観客動員にものすごく力を入れる。

 

予算は国からも出てるというのは聞きますが、それは自分でまだ調べられてないので今後の課題とします!

 

来年は韓国の大学院で映画の勉強をするつもりですが、予算や教育など映画産業全体を日本と比較してみたいな~と思ってます。

 

【おまけ】

 

今年の釜山国際映画祭、日本からの映画人がすっごい豪華。

単に映画祭ホームページを自分のために整理しただけですが、以下のような感じです。

ホームページに出てない方々もまだまだいらっしゃると思いますが。

すごいですよね。

どうしちゃったんでしょう。

 

是枝裕和監督:特別対談

黒沢清監督:ガラプレゼンテーション「ダゲレオタイプの女」

新海誠監督:ガラプレゼンテーション「君の名は。」

神木隆之介:同上

黒木瞳監督:アジア映画の窓「嫌な女」

深田晃司監督:アジア映画の窓「淵に立つ」

西川美和監督:アジア映画の窓「永い言い訳」

山下敦弘監督:アジア映画の窓「オーバー・フェンス」

オダギリジョー:同上

樋口真嗣監督:オープンシネマ「シン・ゴジラ」

行定勲監督:ミッドナイトパッション「ジムノペディに乱れる」

板尾創路:同上