最近、朝鮮時代にはまってます。
色々縁があって、それぞれつながってくると、おもしろい(´∀`)
というわけで、いまさら「ファン・ジニ」(2007 原題:황진이)
朝鮮時代に実在したとされる妓生(キーセン)。
日本ではたぶんファン・ジニと言えば、ハ・ジウォン主演のドラマ(2006年)の方が知られてますよね。
韓国でもドラマはヒットしましたが、翌年公開のこの映画は興行的にはあんまりだったみたい。
最近にわかに朝鮮時代に関心が傾いてる理由の一つは、この本。
もらいもの(笑)
「韓国史 映画館」(한국사 영화관)
映画の背景の歴史を解説してくれる本なんですが、これまでぽーっと見てたのが、やっとこの本で史実と創作の境目が分かってきました。
なんせ基礎知識がなさ過ぎて。
ファン・ジニはこれまで小説、ミュージカル、歌、映画などの素材としてたびたび使われてきましたが、映画だけでも1950年代以降、2007年までに5本作られているそう。さらに昨年も作られてるみたいなので、6本ですね。だいぶ多いな。
それだけ、素材として魅力的ということですが、この映画では、その魅力を出し切れなかったかな。
ファン・ジニを演じるソン・ヘギョ、美しいのは美しいんですけど、見せ場があんまりない。
例えばコムンゴを弾くとか、歌うとか、踊るとか、絵的にファン・ジニの芸が見たかったな~。
原作は、北朝鮮の小説家の作品だそうです。
その小説に登場するのが、架空の人物ノミ(ユ・ジテ)。
ファン・ジニとの悲劇的な愛が描かれてますが、むしろ映画ではノミが主人公と言ってもいいぐらい、比重が重い。
ユ・ジテは、2013年の釜山国際映画祭の時に、インタビューしました。
映画のイメージ通り、超が付くほど落ち着いていて、逆に緊張しました。
スクッと立ち上がったら、ほんとに背が高い。190近くある。
その時は、俳優としてでなく監督として取材しました。
大規模な商業映画が主流となった現状を「作家性のない、涙腺を刺激するだけの映画ではレジャーの役割しか果たせない」と、憂えている。
って当時の記事に書いてます。
うっすらしか覚えてないけど、そんなこと言ってた。
知的ですよね。
ユ・ジテは釜山のインタビュー入れて、3回生で見たな。
韓国の俳優さんでは一番多いかも。
1回は大学路の演劇「六分の六(戮)」(육분의 륙)で。
これはユ・ジテが出演してて、わたしはただのお客さん(当時留学生)ですが。
もう1回は奈良で記者してた頃、ドラマ「スターの恋人」のロケを取材しました。
奈良的にはちょっと盛り上がってましたが、全然だめでしたね。ドラマ。
商業映画もドラマも出るけど、小劇場にも出るし、監督として作るのは低予算で質の高い映画。
尊敬する俳優の一人です。
ノミも良かったけど、作品そのものにあんまり入り込めなかった。
脚本かな~何かに妥協してる気がしました。と、勝手なことを言う部外者。スミマセン。

