エドワード・クォン最終章「成功のための自己演出法」です
本日夜、東京の韓国文化院で講演があります。
休み取って(笑)、行ってまいります~
ホテリアーという仕事は、常に様々な国の人たちと出会う。
基本的に英語が重視される仕事だ。
「無謀な人のほうが英語力が早く伸びる」とよく言われる。
海外での生活が長くなり、英語をうまくしゃべれるとは言えないが、恥ずかしさはなくなった。堂々としゃべれば、無視されはしない。
渡米を決心してからは、英語にすべてをかけた。
朝から英会話学校に通い、出勤前に毎日2時間勉強した。
海外の料理本を読みあさったのは、語彙習得に役だった。
関心分野を通した習得ほど語学力向上の近道はない。
わたしはいつも、メーンのコースをすべてお出しした後、デザートの前にお客様に会いに行く。
今日の料理がどうだったか尋ねると、たいていのお客様は「おいしかったです」と答える。
その時わたしはお客様の表情を見ている。
料理は「総合芸術」だと思う。
お客様の反応にあわせて、即、企画と演出の方向まで変えられるような瞬発力が必要だ。
本物の料理人というのは、心をお皿にのせられる人だ。
食べる人のことを十分に考えられる人だ。
24時間料理のことばかり考えられるほどでなければ、本当の料理人と言えない。
わたしはここ10年、4時間しか寝ていない。
どうやって耐えるのか?
おもしろいから耐えられるのだ。
毎日新しい料理を考えること、毎日新しいお客様を迎えること。
あきない冒険だ。
様々な事業を考えている。
一つは、韓国料理を基本としたミシュランのレストラン。
当然、海外のどこかで、だ。
究極の夢は、世界最高レベルの料理学校を韓国につくることだ。
韓国ではいまだに「男が台所に立つなんて」という偏見がある。
わたしの父でさえ、わたしの仕事をよしとしていない。
料理人が尊重され、認められる時代を、韓国でつくりたい。心から。
