韓国映画④グリーンフィッシュ | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!






イ・チャンドン監督のデビュー作「グリーンフィッシュ」(1996)、久しぶりに見ました。

日本ではあまり知られてない作品。

「シュリ」以前ですからね。


正直、古い、という感じはしますが、それはそれで味わいがあります。


この映画、最大の見どころは、脇役にすごいのが出てるところ、と、勝手に思ってます。

主演は、当時すでに人気俳優だったハン・ソッキュ(写真左)。


この後「八月のクリスマス」「シュリ」で、日本でも知られるようになります。

全盛期ですよね。

一時あまり聞かなかったんですが、最近また、人気が再燃しているようです。

「パパロッティ」(2013)は良かったWハート


この作品のハン・ソッキュ、いいです。

純朴で不器用な役柄。

人を殺めたあとの、動揺っぷりがリアル。


そしてそして、脇役にあの、国民的俳優、ソン・ガンホが出ています。

当時まだ無名だったようです。

チンピラ役が、はまってる。


映画全体が重いのが、ソン・ガンホ独特のコミカルな演技で救われてる気がします。

無名にして、やっぱり存在感あるわ。


ほかにも、チョン・ジニョン(「王の男」の王役)とか、チョン・ジェヨン(「トンマッコルへようこそ」など)とか、のちの主役級が、ちょい役で出てて、間違い探しみたいでおもしろいおんぷ


イ・チャンドン監督の映画は「観客にやさしくない」という評を見たことがあります。

簡単に答えはくれない。

見た後、なんとも言えない、後味の悪さがあります。


この作品も、ストーリーを説明してしまうと陳腐な感じがしますが、見た後は説明しがたい余韻が残ります。


監督自身が、そういう人なのかも。

小説家から、監督としてデビューするにあたって、こんな風に話しています。


「なんで小説でなく映画なのか? とよく聞かれるが、わたしとしては、適当な答えが見つからない。ただ、映画が好きだからとしか。実際、自分でも自分に同じ質問をすることがあるが、答えは簡単には見つからない。」


「なぜわたしが映画を撮らずにいられないのか。わたしは、これからわたしの撮る映画を通して、皆さんに、いや、わたし自身に、答えるしかない。」


その答えを知りたくて、何度も、見てしまいます。

そして見るたびに新たな発見がある。

イ・チャンドン監督の作品が好きな理由です好


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