韓国映画③ペパーミント・キャンディー | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

手元に、知人に借りた、イ・チャンドン監督作のDVDセットがあります。

「グリーンフィッシュ」「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」の3作品と、インタビューもついてるので、(何回も見てますが)改めて、じっくり楽しみますキラキラ


「ペパーミント・キャンディー」(1999)は、衝撃でした。

2002年の最初の留学中、ビデオで見ました。

韓国映画にどんどんのめりこんでいった、決定打ともいえる作品。


作品の話の前に、少し、イ・チャンドン監督について。


もともと小説家のイ・チャンドンは、「その島に行きたい」(1993)で脚本、助監督を務め、映画の世界に踏み出します。


その頃の話。


「80年代は社会的価値や理想について追求する、公的な情熱が執筆の重要な原動力となっていたが、90年代に入って、作家としての情熱を失ってしまった」


「(助監督になって)技術的用語もよく知らないのに、現場ではなぜかいつも楽しかった。気楽に、特別な目標もなく、何も考えずに熱中できた」


「映画を通して、情熱に再び火がついた」


そして、監督へ。


デビュー作に撮ろうとしたのが、「ペパーミント・キャンディー」でした。


「時間が反対に進む映画が撮りたかった」


が、周囲の反応は否定的。

それでまず撮ったのが、「グリーンフィッシュ」(1996)でした。

この話は次回。


「ペパーミント・キャンディー」ですが、主演はソル・ギョング、ムン・ソリ。

いずれも、この映画で脚光を浴びた俳優です。

次作の「オアシス」(2002)も2人が主演。


キャンディーのようなあまったるい話ではなく、原題を直訳すると「ハッカ飴」。

十数年前は、食堂のレジあたりに、むき出しの白いハッカ飴がよく置いてありました。ちょっと表面のガタガタした食感。


1979年から1998年まで、20年かけて変質してしまった「初恋の味(=ハッカ飴)」。

失った純粋さ、情熱・・・それは、韓国社会でもあります。


作品を支配する最も大きな軸は、時間の重さ。

20歳の頃の時間は、今より長く感じられた。


物語は、ユンホ(ソル・ギョング)が鉄道自殺するシーンから始まり、時間をさかのぼっていきます。逆回転する列車とともに。


今から、見まーすLOVE


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