平日の夜のことです。
この日は電車で栃木方面に行っていて夕方に解放されたので、電車を乗り継いで壬生駅までやってきました。
歩いて二郎栃木街道店に向かうのですが、途中のスーパーが「シンユー」から「ヤオハン」に代わっていました。
ちょっと気になって調べてみたらシンユー(新優)は壬生の1店舗のみ営業しているスーパーでしたが、後継者がおらず社長が従業員を含めて営業権をヤオハンに譲渡したのだとか。
地域の皆さんの買い物の場が無くならなかった事はもちろん、とりあえずソコで働いていた従業員の方の雇用が守られて良かったな。なんて思ったワケです。
ちなみに僕が時おりビールを買う場所も守られたことに。
外並びを経て店内券売機まで。
この日はシンプルに小ラーメンにしようと決めていました。
1枚だけの食券。麺も少なめを申請しました。
中待ちの時間を過ごして水を汲んでから入口に近い短い側のカウンターへ。
目の前の衝立にこんなテプラが貼ってあったのを初めて知りました。
厨房の中は店主さんと若い女性助手さんという布陣。厨房内に会話は殆ど無くてテキパキとオペレーションが進んで行っているイメージです。
ロットは7杯とやや多めなイメージですがロット間隔が空いていたのでそんなに回転率は良くありません。
やがて麺が茹で上がって順番にトッピングが聞かれて行って僕のラーメンも配膳されました。
小ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク+脂です。
ニンニクは全体量とのバランスを考えると少し多めかな。
野菜はわりと良く火が通っていて量はノーコールでも多めです。
そしてその上にはリクエストした魅惑の脂が。
栃木街道店では甘くてスープにコクを与える脂のトッピングが個人的にマスト事項になっているなぁ。
そのスープは脂が程よく溶け込んでいて、豚のダシも醤油も程よく効いているという……栃木街道店標準レベルのモノで。
栃木街道店の平均点は二郎偏差値で高い方だと認識しているので、絶対的な評価は高いんです。
豚は様々な部位と肉質が混じって入れられています。
柔らかくて脂身がふんだんに含まれているモノやホロホロと崩れるようなモノ、噛みごたえがあるモノなどなど、どの豚も特徴的で面白い。
一番最後に写真の左下の豚(一番アタリに見えた)が来るように食べて行きました。
天地返しをすると少なめを申請した麺が全貌を現します。
ストレート形状で厚みもそこそこ分厚く感じられる麺は「ムッチリモチモチ」という食感で、スープと絡んで旨い。
麺量自体は「少なめ」にしたこともあって、そこまで多くはありませんが、それでも二郎自体が量が多いラーメンなので食べ終わる頃にはかなりの満腹感が押し寄せてきます。
栃木街道店の水のコップは二郎基準で大きめではありますが、それでもコップ1杯の水では少し足りないくらい。
とは言いつつも殆ど継ぎ足しに席を立ったことは無くて、何となくあと一口水が飲みたいな。と思いながら毎回完食しています。
食べ終わった丼とコップをカウンターの上にあげて、店主さんと助手さんにご馳走さまでした。と告げて満足してお店を出ました。
お店の外にはだいぶ行列が延びていて、それを横目に壬生駅まで街灯の少ない道を歩いて行きます。
誰もいないホームってあまり経験しないので思わずパチリとしながら、帰り道の長さを若干憂いていたのでした。