櫛玉比女命神社(くしたまひめのみこと) 戸たて祭り | 晴祝舎奈良のおすすめブログ

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たまたま奈良の祭を調べていたら
だんじりが出る祭があると知って
北葛城郡広陵町にある
櫛玉比女命神社(くしたまひめのみこと) 
戸たて祭に行ってきました。
 
櫛玉比女命神社 宵宮  戸たて祭
毎年10月31日
 
調べてみると、櫛玉比女命神社は、
御祭神がその名の通り
櫛玉比売命。
 
櫛玉比女命神社は面白くて、
前方後円墳に神社があります。
奈良ですよねー。
 
また、なぜか明治以前は、
弁財天社だったそうです。
御祭神も市杵島比売(いちきしまのひめ)。
 
現在も境内に、弁財天は祀られてはいます。
 
近くに曽我川があるので、
川や水の神の弁財天が祀られていたのは、
そういう事なんでしょうね。
 
どういう経緯で、
御祭神が櫛玉比売になったのか
よくわかりません。
 
櫛玉比売は、
長髄彦(ながすねひこ)の妹で
饒速日命(にぎはやひ)の妻
 
饒速日命は物部氏の祖といわれているので
先日、見に行った石上神宮(いそのかみ)に引き続き、
物部氏系の神社に参拝している事になりますね。
 
午後7時。
神社の前の、一車線程の細い道に
地車(だんじり)が4台待機しています。
弁財天、南、的場、萱野の4地区の地車です。
 
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少しずつ、境内に向かって進みます。

 

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拝殿前で、宮入前の太鼓の演奏。

 

 
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ひたすら伊勢音頭を唄いながら 

弁財天から、順に宮入りしていきます。
まず、お宮の入り口で、ひたすら伊勢音頭を唄い踊ります口笛
 
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時間になると、一気に拝殿まで
地車の綱を引っ張って
突っ込んで行きます!!爆笑
 
拝殿の階段ギリギリで止めますびっくり
 
止めた後は、拝殿に上がらず
入り口で伊勢音頭を。
しばらく唄った後は、
巫女さんにお祓いを受けます。
 
各地域の地車が
弁財天→南→的場→萱野
の順番に行います。
 


 
 
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4台の地車が
全て拝殿前に揃ったところで、
 
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円になって全員で伊勢音頭を。
 
各地域から、代わる代わる
一人中央に出て、
それに合わせて歌います。
 
しかし、ずっと唄ってますね爆笑
昼間に宮出ししてからずっとなので。
一日中です。


 
毎年10月31日の宵宮に行われています。
興味のある方は来年以降
見に行ってくださいね!