ミュージカル『ロザリー 』新コロナウィルスへの対策に関しまして | 奈良坂潤紀オフィシャルブログ「Narasaka Sacas」Powered by Ameba

奈良坂潤紀オフィシャルブログ「Narasaka Sacas」Powered by Ameba

奈良坂潤紀オフィシャルブログ「Narasaka Sacas」Powered by Ameba


先日の政府の新型コロナウイルス感染症対応の
イベント自粛要請の発表で私達の業界は対応に追われております。
 
私が出演、制作もさせて頂いております
ミュージカル「ロザリー」は熟考し協議を重ねまして
感染防止に細心の注意を払いながら上演をする予定でございます。

ご来場頂けるお客様には何卒ご理解頂きましてご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
以下、新型コロナウイルスの対応について、
主催団体ミュージカル座より
3月公演「ロザリー」にご来場いただきますお客様へのお知らせとなります。
 
いつもミュージカル座を応援頂き誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの発生に伴い、ミュージカル座3月公演「ロザリー」公演にて、下記の対策を実施致します。
ご来場されるお客様、何卒ご理解をいただきましてご協力のほどよろしくお願い致します。
 
■上演につきましては、感染防止に細心の注意を払いながら上演をする予定でございます。

■劇場内各所に消毒用アルコールを設置致します。積極的にご利用下さい。

■会場内ロビー回りのスタッフも、マスク着用・アルコール消毒を行って参ります。マスク着用に関しましては、本来ご来場されたお客様に対し、感謝の気持ちをもって「笑顔で」お出迎えしたい気持ちでいっぱいではございますが、何卒悪しからずご了承下さい。(マスクの中では笑顔でお出迎えさせていただきます。)

■ご来場されるお客様で、風邪・ウイルス感染の自覚症状がない方もマスク着用でのご来場をお願い致します。

■ご観劇中にお咳が出ているお客様に対しましては、途中退場をお願いする場合がございます。悪しからずご了承下さい。
 
【面会中止について】
3月公演共通で、『面会中止』とさせていただきます。 ロビーや客席など狭い場所での面会となり、かなりの混雑が予想され、感染予防といたしましては、面会中止をせざるを得ない状況でございます。本来、ご来場いただきましたお客様には、直接感謝の気持ちをお伝えできる大切な面会の場であり、とても残念ではございますが、出演者にも理解をいただき、ミュージカル座共通取り決めとして面会中止とさせていただきました。誠に残念ではございますが、ご理解・ご了承いただきますようお願い致します。
以上となります。
ミュージカル座3月公演「ロザリー」を、ご来場いただいたお客様に心からお楽しみいただけるよう、キャスト・スタッフ一同精一杯努めて参ります。何卒よろしくお願い致します。

ミュージカル座事務局』
 

今、多くの公演、団体が休演という選択をされています。
SNSではたくさんの無念の言葉があふれ
この未曾有の事態に私達の業界はどう対応するべきなのか様々な議論がなされています。

まずはこの感染症という実態の掴みづらい危機に
お客様や公演に関わる方々のため、休演を選択された皆様には心より敬意を表します。

しかし学校さえも休校という措置がとられる中、私達は対策をしながら公演をするという選択をとらせて頂きました。

1つの演劇作品ができ上がるには実に多くの時間と人間の練習が、努力が、葛藤が、想いが必要です。
このご時世色々な事がありますが、私達演劇人にできることは幕が降りる瞬間まで1人1人の仲間、スタッフ、お客様に思いをはせ、上演するための最善の努力を続けていくことのみなのです。

政府の通達はありましたが(場当たり的で唐突、そしてアバウトな通達である感はぬぐえません)
私達演劇人はそれだけで、簡単に公演をあきらめることはできません。
1%でも確率がある限り上演に向けて最善の道を探るのも演劇人の姿だと思います。

2週間の公演自粛という事は小さな芸術団体にとっては存亡の危機に瀕してしまうことは明白ですし、その公演に関わるキャスト、スタッフ1人1人にも生活があります。
本当に演劇は不急不要なものなのか?
大きな組織の演劇団体がほぼ休演となってしまった今こそ、私達中小演劇団体は簡単に演劇の火を消すわけにはいかないのです。

もちろん「危機管理」という面から感染の可能性は低くても、人が密集するイベントを避けるべきな事は理解できますし、万が一感染者が出るような事があればその責任は重いものであることは確かです

公演をする上で考えうる全ての対策をつくし
少しでもお客様の心の灯となれるよう
演者としても制作としてもこの公演に携わらせて頂きます。

公演情報はこちら