8/14「流れる雲よ」
千秋楽を迎えました。
伝えるテーマが深ければ深いほど
自分もそれにそぐう人間にならなければ自分の身体を通して真実を伝える事はできない。
戦争を扱う作品は多数出演してきましたが
今回は最もシンプルなセットで
だからこそ俳優の生身の魂をさらけ出さなければならない最も過酷な芝居でした。
休む時間などないスケジュール
舞台の下でも24時間、あの時代を生きた役であり続けるプロ意識を求められました。
全身全霊で自分の限界を超えていく素晴らしい役者の仲間達でした
観ていただいたお客様の圧倒的多数の方々に
泣きはらした目でこの作品はもっともっとたくさんの方に観てもらいたいと言って頂けたのが印象的でした。
この国の未来のために命をかけた英霊への感謝と「いま日本はいい国ですか?」
という問いにしっかり答えられるよう
まず自分自身の生き方を問われてるような気がしてなりませんでした。