「ひめゆり〜平和への祈り2日目〜」

「ひめゆり～平和への祈り～」

当日会場は沖縄市にある「みやんち」

こちらTHE BOOMの宮沢和史さんプロデュースのお店。

沖縄造りの民家風で広い庭もあり

店内はお洒落で温かく歌いやすく

いたるところに贅沢なこだわりが施されている本当に素敵な会場

お店にはTHE  BOOMが受賞した数々の賞や

代名詞であり、ひめゆり学徒隊への鎮魂歌である、名曲「島唄」の歌詞は

加藤登紀子さんの書でお店に飾ってある

木の造りで天井も高く

声が温かく美しく響く

「ひめゆり」をテーマにしたライブで

このお店で「島唄」を歌わせて頂けることは本当に素晴らしく貴重な体験だった。

チアキさんの三線が美しく響きリハも終了。

7時から本番開始

ミュージカル「ひめゆり」の映像も使い沖縄の方々に作品を紹介し

ミュージカルの平和教育の意義

次の世代に伝えるべく私達がすべき事などをディベートする

そして

「ひめゆり」から「小鳥の歌」「檜山の告白～生きている事」を歌わせて頂く。

作品のテーマでもある戦争という各々の筋が通せなくなる矛盾と混乱を伝える

チアキさんからは沖縄らしいオリジナルソングと

琉球歌舞劇のパフォーマンス

明るく、しかしどこか悲しみに裏打ちされた琉球旋律とチアキさんの歌声が響きわたる

チアキさんによる

ンマリジマ

ありふれた想い

そして木村花代による

涙そうそう

サトウキビ畑

そして3人でのひめゆりへの想いをこめた

島唄

ひめゆりの歌を通して

ライブに合わせて降りはじめた雨も

歌う自分自身の頬をつたう涙も

この歌を初めて聞く沖縄のお客様の涙からも

この事実を伝えるとてつもない重さと責任を感じずにはいられなかった

戦後71周年。私達の課題は大きい

しかし沖縄で「ひめゆり」の歌を歌わせて頂けたことはミュージカル俳優として確かな一歩。

今回もご来場頂いた国会議員の方をはじめたくさんの方に関心を持って頂けた

次の一年、そして十年先に向けて、あらたな1日はもう始まっている。