『生物の変遷と進化』第1回
<45億4000万年前(±5000万年)>
(冥王代)
「地球誕生」
(マグマオーシャン)
太陽が出来てから数千万年後に地球が出来ました。地球は、後に生命を育むのに必要な液体の水を保持することができるハビタブルゾーンに位置していました。
原始地球は引力によって微惑星が衝突を繰り返し、マグマの海(マグマオーシャン)に覆われた灼熱の世界でした。
地球最古の岩石は、44~40億年前の1mmにも満たないジルコン粒子で、西オーストラリアのジャック・ヒルで発見されました。ジルコンは花崗岩などがシリカに富んだ火成岩を構成する鉱物です。この1粒のジルコン粒子の存在は、それが分化したマグマから形成された鉱物であることから、当時すでに大陸地殻の形成が始まっていたことを物語っています。
ジャイアント・インパクト説 Giant-impact hypothesis
地球が46億年前に形成されてから1億年後、火星とほぼ同じ大きさ(直径が地球の約半分)の原始惑星テイアが斜めに衝突したと考えられています。
原始惑星は破壊され、その天体の破片の大部分は地球のマントルの大量の破片とともに宇宙空間へ飛び散りました。破片の一部は再び地球へ落下したが、正面衝突ではなく斜めに衝突したために,かなりの量の破片が地球の周囲を回る軌道上に残りました。軌道上の破片は一時的に土星の環のような円盤を形成し、やがて破片同士が合体して月が形成されたと考えられています。(Wikipedia参考)
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次回は 第2回「海の誕生」
(担当B)
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