🇫🇷フランス旅行
だんだん佳境に入ってまいりました
今回は、ロアール地方の美しいお城の話です🇫🇷
シュノンソー城
🇫🇷🇫🇷🇫🇷
お昼ご飯をベルサイユで済ました後、
バスに乗りロワール地方にあるシュノンソー城に向かいました
ロアール地方はベルサイユの南南西方向↓
ロワール地方までの車窓の風景を撮ったので、ちょっと貼ってみますね
田園風景が広がります
さすが農業大国フランスです
…ん?途中、大きな風車がたくさん出てきました(画面左右に白い風車がありますが見えますか?)「なんじゃこりゃあ!?」と思い調べてみると…
場所から見て、おそらく、
サン=ローラン=デ=ゾー原子力発電所だと思われます
↓wikiの写真
この建物、ベルサイユからトゥールへ向かう途中に見えたので、赤い印のところの原発だと思うのです…風車群と原発の組み合わせって、このあたり「発電地帯」なんでしょうか?
パリにも近いこんな内陸に原発があるんですね
…と不思議に思い、原発を調べてみたところ、どうやらフランスには↓こんなに原発があるそうですよ…フランスですから、内陸部も多いわけですよね
数年前までフランスの原発依存率は7割以上もあったんだそうです
最近では、原発施設の老朽化や原子力発電にかかるコストの上昇、福島の事故から見えた安全性への懸念、さらに風力や太陽光発電のコスト減少などによって原子力発電は減少傾向にあるようで、2025年までに17基の原発を廃炉にし、原発依存率を50%にまで下げるように目下努力中のようです
2017年2月には、パリ北西部フラマンビルの原発で爆発事故があったそうです↓
https://matome.naver.jp/m/odai/2148664513397047901
ヨーロッパは地続きですから、ドイツがいくら脱原発をしても、フランスで事故があったらトバッチリをくらうのではないでしょうか?
ヨーロッパは地続きですから、ドイツがいくら脱原発をしても、フランスで事故があったらトバッチリをくらうのではないでしょうか?
そもそも日本は福島の原発の処理に手を焼いているのだから、ドイツの心配をしてる場合でもないでしょうかね?…最近、脱原発を主張するようになった小泉元首相の話には頷くものがありましたが、この話そんなに簡単な話ではないかもしれませんね
おー、また、脱線した〜〜っ
さて、気を取り直して、バスの車窓風景です
↓こんな道しるべのあるロータリーなども通り
田園風景→集落→田園風景→集落→…と車窓の風景は続きました
黄色っぽい壁に赤い屋根…可愛い色の組み合わせです
しかーし、娘はこの写真をみて
「家に這って行く絵みたい…」
というのです
「家に這って行く絵」って、わかります?
これですよ↓
「クリスティーナの世界」
(ニューヨーク近代美術館(MOMA))
これは、足の不自由なクリスティーナがまさに「家まで這って行く絵」なのです
なるほど言われてみれば、アメリカじゃないけどなんとなく似てるわね…
並木道を進みます
白くてステキなお城です
お城の説明については、
フランス観光 公式サイトから引用します
(引用はじめ)
『「6人の奥方の城」
城内にロワール川の支流、シェール川をまたがるように建てられ、広大な庭園の中に気品を漂わせてたたずむ白い城館。代々女性が城主であったため、「6人の奥方の城」の別名があります。 永遠の美女といわれたディアーヌ・ド・ポワティエは20歳も年下のアンリ2世の愛妾であり、城の2番目の城主として本格的な庭園とシェール川にかかるアーチ形の橋を付け加えました。しかし、アンリ2世の死後、本妻カトリーヌ・ド・メディシスはディアーヌから城を取り上げてしまいます。以後、天井を白と黒に塗ったアンリ3世の妻ルイーズ・ド・ロレーヌ、フランス革命から城を守ったマダム・デュパンの手を経て、1863年に修復を手掛けたマダム・ブルーズと女性城主に渡ります。』(引用おわり)
雲の形は、愛妾と正妻の間でハートブレークしたアンリ2世の心の象徴でしょうか?
床の緑の色は当初のものだそうです
タペストリーがかかっていましたが、これは保温の効果があるそうです
礼拝堂
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋
「衣服を脱ぎ捨てるキリスト」
ギャラリー
真下に川が流れています
フランソワ1世のサロン
ル・プリマティス
石の建造物にはタペストリーが保温のためにかけられるんですね
日本は木の建造物だから、木自体に保温効果がありそうですね
「青いヴェールの聖母」
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋
ポワティエは愛妾ですが、「本命彼女」なわけです…
↓暖炉の上の部分ですが、アンリ2世のHと本妻カトリーヌ・ド・メディシスのCが組み合わされています
が、ディアーヌ・ド・ポワティエのDのように見えるということです
奥さんの文字の中に本命彼女の文字を隠す…う〜ん、嫌だなあ…
「聖母子」
この時代のベッドが小さいのは、横向きに寝るからだそうです
いつ襲われてもすぐに対応できるように、脚は半分下ろし気味にして寝るんだそう…
ギャラリー
フランソワ1世のサロン
ファン・ロー「美の三女神」
ルイ14世のサロン
彫刻がオシャレです
お花がたくさん飾られていました
ルイーズ・ド・ロレーヌの居室
厨房
ここは楽しい空間でした銅製の鍋がピカピカ
↓目の前に広がる庭園のうち、こちらの広い方が愛妾ディアーヌの庭園
マルクの塔
この辺りの風景がディズニーの「ラプンツェル」に似てるんですか?
愛妾ポワティエは広い庭園をもらいました
一方、狭い方は
正妻カトリーヌの庭園です
この辺りの風景がディズニーの「ラプンツェル」に似てるんですか?
娘が「ラプンツェル、ラプンツェル」言ってましたが、オバサンはラプンツェルを見ていないので、わかりませんでした…
お城を振り返ると、狛犬!(ちがう)
左右にあるのよ、やっぱり狛犬(ちがう)
お城を出て、踏切の向こうに行ってみます
なかなか趣きのある街です
村の教会って感じ
銀行とか郵便局とか…
こーんな家もありました
一軒の建物で、ワインの試飲と購入が出来ます
夜、トゥールの街に入りました
門扉の上の枝、どうなってるの?
赤ワインのスパークリングとか、面白いワインがありました
試飲してみたらおいしかったのですが、家に飲む人がいないので買うのは控えました
スタッフは日本人ですし、日本の家まで郵送してくれるので、ワイン好きには良いお店ですね
美味しかった!ポン酢が欲しかった!
ホテルはどこもWiFiがきてましたが、このホテルでは目の前のマクドナルドのWiFiも使えました
いよいよ、次はモンサンミッシェル!
…なのですが、もしかしたら「車窓風景のコメントなし特集」をするかも…しないかも…どうしよう…?