長刀鉾の御稚児さん(大きく撮れました！)
いよいよ、祇園祭山鉾巡行の記事です
(しつこくしたくないのに、こってりしつこい記事になりました
あしからず)
あしからず)今年は、くじ改めの少し東側から山鉾巡行を見ることにしました(人ごみすごすぎて、くじ改めなんて見えませんでしたが…)
ここがくじ改め(これは終わってからの写真)
祇園祭をよくご存知の方には常識と思いますが、私のようにあまり知識のない人のために、少しだけ説明入れますね(ますますしつこくなるかもしれないけど)
山鉾の巡行の順番について昨日の前祭の山と鉾は全部で23あったそうです
7月2日のくじ取り式で巡行の順番が決まりました
(前祭に続き、第2弾後祭もこれから始まるっていうんだから、京都の人ってどんだけ祭好きか)
23のうち、くじ取らずと呼んで毎年順番が決まっているのが、1番 長刀鉾、5番 函谷鉾(かんこほこ)、21番 放下鉾、22番 岩戸山、23番(ラスト)船鉾です
つまり、これ以外の鉾と山の順番は毎年入れ替わるということなのね
御稚児さんについてそれからもう一つ、人間の御稚児さん(生稚児)が乗っているのは長刀鉾だけだそうす
ほかの鉾に立っている稚児は![]()
人形なんだそう(まるで生きているかのように見えたけど)
…ということで、前置きはこのくらいにして、以下画像と動画で追ってみます(「しつこいかも」警報)
1.長刀鉾
画像の中、とても小さいのですが、御稚児さんが突然動きだす瞬間が撮れました(56秒もあります)
日本書紀の神功皇后の話が題材だそうです
中国の話由来の山のようです
雨よけのビニールでよく見えないけど、ベルギーの毛氈ですって！(正倉院みたい…)
4.函谷鉾
生きてるみたいに見える稚児
6.伯牙山
人形がみんな私にお尻を向けているのですが、これは御所方向を向いているのでしょうか？
「かんこほこ 」とモノの本には書いてあるのに、
↓「かんこくほこ」となってます…どっちなの？
「函谷」はどうやら「箱根の山は天下の剣 函谷関(かんこくかん)もものならず〜〜」という神奈川県民お馴染みの歌にもでてくる「かんこくかん」のことだそうです(親近感湧くわ)
中国風で統一されてるそうです
7.四条傘鉾
バトンみたいなのをぐるぐるまわす人を先導にお面の人、演奏の人、ただ歩いてる人など、面白い
8.芦刈山
謡曲「芦刈」を題材にした山(だんだん疑問が湧いてくる…なんで、主題がみんなバラバラなのかしら？)
てっぺんに三日月🌙 ツキヨミノミコトなんですって！
屋根裏は円山応挙(見えない)、前掛けはインド、彫刻は左甚五郎だとか
私の祇園祭に対する素朴な疑問は、
・どうして由来とする話がそれぞれの山鉾でバラバラなの？
・どうしてインドと左甚五郎みたいに、それぞれの山鉾にいろんなものモノが混在するの？
…ってことです
そのへんが、奈良の文化とちょっと肌合いが違うみたいで、どうも落ち着かない…
そもそも祇園祭ってなに？
…とか言ってるとしつこいので、先に行きます
屋根の上にお兄さんが立っていて、岸和田のだんじりみたい
10.山伏山
まだ先が長いので、少し簡潔にします
油小路にあったことからつけられた名前だそう
太子とは聖徳太子なんだそう！(なぜ、京都に聖徳太子？)
これは大人数
鉾がギシギシ音を立てながら、目の前を通り過ぎました
14.木賊山(とくさやま)
世阿弥の謡曲「木賊」が題材だそう
屋根の上でカマキリが動きます
これ、去年こわれてたよね…
18.白楽天山
だからどうして、中国とかベルギーとかフランスとかごちゃ混ぜなの？
22.岩戸山
そして、もう一つ、お祭りのあとにおもしろったのは、信号を元に戻す作業
わざわざ動画にとりました
昨年は直前に雨が降り、モワッとした空気の中で祇園祭が始まったように記憶します
今年は暑いけど、「京都の暑さってこんなものかしら？」と思えましたので(慣れてきた？)、それ程辛くなかったです
このあと、ここまで一緒に行動した学友は東京に帰りました
このあと、ここまで一緒に行動した学友は東京に帰りました
わ夕方にはすごい雷雨が来てしまい、私ももう祇園祭はこれでいいや…ということにしました
私の祇園祭は山鉾巡行を見ておしまい
それでも満足満足…
それでも満足満足…
人気ブログランキングへ