今月の茶会(奈良市西部会館)学茶会 替え茶碗は 弘法大師ゆかりの白天目  | naranoaのブログ

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茶道を主として日々したこと思ったことを書いています

弘法大師御誕生1250年記念の年

 徳川美術館の重要文化財 大名物 白天目↓です
天目台に乗っていますが右に説明にあるように尼崎台に乗ています   ↑クリックで大きく
尼崎台も重要な天目台です 伝説ではある時10個唐から買い付けされたが陸揚げ時は9個しかない。多分輸送者が盗んだんでしょう (下に少し詳しく)徳川には2個あるようです。
 徳川家は高野山にもお祀りで多くのお宝を寄贈してたようです。
 
茶の世界では国宝や重文より 大名物や名物 中興名物の肩書が重要です(上級者必須項目)
 ↓これは高野山の何かの記念茶碗です 同じ様に尼崎台(写し)に乗せてみました
              貫入↓が全体にかすかに見て取れます
 尼崎台には逸話があります
津田宗久の祖父である 天王寺屋宗柏が七台の姿を写して渡唐の紫野道堪に二十台の調達を依頼したところ、道堪は十台をもって摂津国の尼崎に帰朝しました。その中の一台は船中に忘れ、九台が日本に伝承したと言われています。その内台内側に蜈蚣のような印を入れたのを蜈蚣台と。
 当時すでに船荷の管理は厳しく、荷札の”口”と手板の管理を徹底したので抜き取りは困難、なので下船時、某さんの猫糞と思います 手間のかかる手板の廃止輸送システムが私の最初の仕事でした
 この天目茶碗も500年たてば徳川所持同等に貫入に茶渋が入り魅力的に成るのでしょうね
 高野山記念には知る限り 下のような油滴天目も写しが作られています

 所持茶碗も実は同じ紋が入っています これは高野山の紋とのことです

                         承認を得なければなりません↓

京都 島津法衣佛具店 on X: "【宗紋入り】#法衣に似合うマスク 高野山真言宗の桐巴紋 ご希望がありました☺️🙏  ☆10名様以上のご購入希望があった場合にはお作りしますので、コメントやRT等でお知らせください🙇🏻‍♀️  (第一弾発表では浄土宗紋と三葵紋入れが可能 ...

 茶碗本体には 高台右に総本山左に金剛峯寺と陶印があります 右から左へ読むのですね

 尼崎台は3種ありますネットでわかる尼崎台付き天茶碗は8碗(保管のみであれば口)でした

蛇足:天目台は決して鍔の端(羽根)を持たない、ほとんどの方が持っている。空中で回転させる時片指では負荷がかかります。出来るだけ中心に近いところをつまむように持つ、口伝ですが指導しない先生多し。

 今回の茶会は天目の作法無しにして居ます、お好きに扱ってください

 

 尼崎台天目茶碗参考頁追加

尼崎台の天目茶碗

曜変天目稲葉天目[ようへんてんもく・いなばてんもく]

【大名物・国宝】
仕覆・・・金地二重蔓古金襴
覆輪・・・無
台・・・・尼崎台(紀州徳川家伝来)
伝来・・・徳川本家~小田原藩主稲葉美濃守正則~
     小野哲郎~男爵岩崎小弥太
所持・・・静嘉堂文庫美術館

曜変天目(油滴天目)加賀天目[ようへんてんもく・かがてんもく]

【名物・重美】
仕覆・・・萌黄地古金襴小牡丹一重蔓
覆輪・・・無
台・・・・尼崎台(砂張覆輪)
伝来・・・松平肥前守代々・侯爵利為~根津嘉一郎
所持・・・根津美術館

油滴天目[ゆてきてんもく]

【大名物・重要文化財】
仕覆・・・白小牡丹古金襴
覆輪・・・銀
台・・・・尼崎台(千利休在判)
書付・・・千利休・松平不昧
伝来・・・不明~古田織部~土井台炊頭利勝~
     豊後日出藩主木下和泉守長保~松平不昧代々・伯爵直亮

夕陽天目[ゆうひてんもく]

【大名物】
仕覆・・・蜀江錦
覆輪・・・銀
台・・・・尼崎台
伝来・・・東山御物~奈良東大寺塔頭四聖坊~
     大阪城代土岐丹後守~若狭酒井家・伯爵忠道
所持・・・若狭酒井家

玳皮盞天目・玉取龍紋[たいひさんてんもく]

【名物】
覆輪・・・無
台・・・・尼崎台
伝来・・・鴻池善五郎~男爵藤田平太郎
所持・・・藤田美術館

写真ありでは:徳川美術館の重要文化財 大名物 白天目 和物ですが

 この頁TOPの所持者写真  : 唐物:尼崎台に乗っています 美術館解説にも尼崎台とあります

  天目茶碗は陶器と天目台は漆器なので作者も時代も同じ時ではありません

  後の茶人が組み合わせたので、現在の所持者が組合すことは茶人にとって大満足でしょうね

同館別件に大名物灰被天目があり特別展「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」出品リストには:9.大名物 灰被天目と大名物  10.尼崎天目台(灰被天目附属)分けて記載です
https://www.moco.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/04/「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」作品リスト.pdf

白天目の尼崎台と別物と思われますよって2点所持でしょうか
常盤山文庫:禾目天目茶碗:黒漆天目台(尼崎台南宋時代 13世紀とあります コレクションでは別々記載ですが分類で分けていから、元は一緒だったの思うべきですね

尚;常盤山文庫は展示施設を持たない、他館開催の展覧会に出品協力することで所蔵品の公開を果たしています。とHPに記載されています (保存と活用義務)

 

天目茶碗が見れる全国の美術館と種類のまとめ一覧

 

陶磁オンライン美術館ーTOUJI GRAPHICA VIRTUAL MUSEUMー作成

 

以上