先日の茶会で、本番の干菓子盆が搬入用段ボールに埋もれて見つからず
やむをえなく当初の盆でそれにい合った菓子をお客様に
そのため、干菓子が余った+お客様持参
主菓子も発注済みしかも 派生?で大きなのが追加 菓子だらけの稽古でした
玄関掛けは 権中納言匡房 歌 筆:廣橋少納言在兼朝臣 高砂の尾上
高砂や尾上は地名出ないとの解説は平たすぎる(字も厳密には?)確かに直訳は一般名詞ですがそれでは平たすぎい歌。歌人の職業は天皇に仕えて記録荘園券契所の寄人 ,受領 (ずりよう) ,院庁別当などを歴任 荘園に行ったことが無いわけがない、そこでの秘めたる心が入っているから良い歌なのです
本席は少し季節的にまだですが あまりにも有名な伊勢大輔歌
いにしへ乃ならの 都の八重桜 けふこゝのえに にほひぬる哉
筆:岡崎中務大輔國廣朝臣
お点前の稽古が始まった時 庭で 小鳥の声が 昔は雲雀がけたたましく 泣いていたのですが
上品な声です 鷽鳥? 鷽切 花生(裏千家は花入)持参無ですが 本物が来た↓鳴き声
菓子主菓子は:菫 どうみてもパンジー
干菓子はお土産の か の13人 茶会で出番がなかった
和三盆打菓子 観世水にひとひら 河藤製 と 柚子香淡雪 月明かり 松葉屋製
お菓子いっぱいあるのに、今日は茶会に三日間詰めてくれた会員はお休み
余るので、館の方を招待と…ところが館長一人で受付をあけれない
それではとお菓子全種と点て出しをお運び
すると、お返しに姫路名物(奈良にも店舗あり回転焼)御座候が付いてきました
この回転焼の考案者は祖母の実家の餅屋 餅では食えなくなっての副業を効率よく焼き上げるため。鉄工所が多い我が故郷 構想通り難なく制作できたとか