定演が終わって一週間、ほっと一息つく暇もなく、練習が始まりました。

11月9日(日)は、西部公民館の恒例の文化祭発表会で、今回は定演も終わり、参加できる状況となり、これの準備も兼ねての練習でした。

今回は、トーチャンさんは管弦楽オケの練習のためご欠席。TG様とKiri様の二人の指揮でした。定演後とあって、参加者は、ベース以外の低音系は少なめでしたね。

◆まずは、文化祭発表会での指揮を担当されるTG様から。演奏時間は15分ということで、時間内に収まるように、かつ、苦労しないように、そして誰もが知る耳馴染みのある曲を4曲準備されました。

まずは「浜辺の唄」「紅葉」、唱歌にも出てくるこの曲はゆったりと気持ちよく弾けたのではないでしょうか。それにしても、ドラの綺麗な音に魅了されましたね。

続いては山口百恵の歌唱で有名なさだまさしの「秋桜」。途中で小節を飛ばしたかのようにメロディーが脱線、えっ? どうやら写譜時に、コーダかコーダマークの読み間違いがあったようです。初出の楽譜にはエラーがたまにありますが、本番でなくてよかったぁ・・・  

2回目の通しでは、キザミの音に、「気持ちが入ってきたねぇ」とTG様ご満悦。本番もこの調子でいきましょう。

4曲名は服部正の「旅愁を主題とする変奏曲」。服部正の持論は、「マンドリン音楽の大きな魅力は、スタッカートとトレモロがうまく組み合わされていること」。この曲もまさに、それに従って作曲された作品で、服部色が色濃く出ています。トレモロの奏でる優雅なメロディーとテンポアップしたスタッカートの軽快な音の流れ、弾いても聴いても楽しめる名曲ですね。

タイマー氏によると、4曲通すと、なんと14分57秒とか。ぴったりタイムのすごい選曲でした。

TG様最後の練習曲は、ジェラール作曲の「交響的前奏曲」。ジェラールは楽譜によるとマルセイユの合奏団の指揮者で、1927年に亡くなったフランスの作曲家のようです。ムニエルと親しく懇談したという記録も残っているようです。AndanteとAllegroの繰り返しで変化に富み、Allegroは弾きやすい音の並びで、軽快に乗って弾ける曲でしたね。

解説によると、1906年頃の作品で、アマチュア奏者への配慮や、リュートやギタロンの楽譜も揃えられており、当時の楽界に新風を吹き込む啓蒙的意義もあったと想像されるとのこと。恒例の今回限りの初見弾きでした。

◆続いてはKiri様で2曲ご準備。2曲とも演奏履歴のある曲で、チマローザの歌劇「みじめな劇場支配人」序曲(2018年第37回定演、初演)とモーツァルトの「劇場支配人」序曲(2017年スプコン)。

似たような2曲ですが、選曲の狙いは、早いテンポを保つ訓練とのこと。

過去の演奏では、テンポが落ちたとのこと。2曲ともスピード感を持ってさらっと終わりたい曲とのこと。今回の練習でも、やはり途中でテンポが落ちてしまいました。奏者にとっては、どうやら弾きやすいスピードがあるようです。

今回は、はじめは音確認のため、ゆっくりめで、二度目は本来のテンポでの試奏でした。次回も練習するとのこと。メトロノームでテンポが落ちないように自主訓練が必要そうです。

また、「劇場支配人」は、ソナタ形式で書かれているとのことで、どれが主題か考えながら弾いてみて下さいとのこと。楽典音痴な私にとつては苦手なお話。ちなみにソナタ形式とは、基本的に、序奏・提示部・展開部・再現部・結尾部からなり、二つの主題が提示部・再現部に現れる。古典派の時代に大きく発展したとWikipediaに。よ~く考えてみよう。

ソナタ形式はともかく、この2曲、けっこうたいへんな曲、テンポが落ちながらも、過去に、よく弾いたもんだ・・・・今一度、しっかり練習しましょう。

 

今回の練習曲は次の通り

<TG様>

●文化祭発表会演奏曲4曲

・浜辺の唄  成田為三/中野二郎

・紅葉  高野辰之作詞 岡野貞一作曲

・秋桜  さだまさし作詞 さだまさし作曲

・「旅愁」を主題とする変奏曲  服部正

●Prélude Symphonique  J.Gérard

  交響的前奏曲

<Kiri様>

●L’Impresario in angustie  Domenico Cimaroza/A.Tanaka  

 歌劇「みじめな劇場支配人」序曲

●L’Impresario ouverture W.A.Mozart/A.Vizzari

 「劇場支配人」序曲

 

◆11月9日(日)、西部公民館 文化祭発表会 奈良マン出演のご案内

 奈良マンは、16:05~16:20の出演予定です。芸術の秋、素敵な音楽を楽しみませんか。

 文化祭プログラムの抜粋を添付します。