先週の台風後、関西もいよいよ梅雨入り。雨の中、いつも通り多くの団員が参加。雨天時は観光客は少なく近鉄電車は空いていて助かりますが、大きな荷物を持って、皆様ご苦労さまです。
▼トップバッターはトーチャンさん、今回は、演奏予定の逆順に練習。
「恵まれた結婚」は開口一番、小節の中で4拍目に初めて出てくる3連譜は、前に転ばないこと。16分音符はきっちり休むことなど、再確認。連続3連符の中には臨時記号が付く音もあり、忙しい中、戸惑っているフシもちらほら、早く正確に音を掴みたいところ。
「水車小屋の娘たち」という邦題は、ほんとは「風車小屋の娘たち」なんだろうねと、過日の反省会で話題に上ったとか。そして、この楽譜が日本に持ち込まれた大正時代には、日本に風車という概念はほとんどなかったのではないかとの見解も。
そこで、日本の風車の歴史を調べてみると、風力利用の歴史は、明治維新の直後、1860年代末に欧米からやってきた人々によってもたらされ、ほとんどが揚水用とのこと。やがて日本製の風車も作られるようになり、明治時代末(1910年代)以降、木製の灌漑用風車が大工さんなどにより安価に作られるようになっていったようです。「水車小屋の娘たち」の楽譜が入った頃は、風車は、ぼちぼちの状況のようですね。また、ヨーロッパの風車は確かに小屋がありますが、日本の場合は、小屋はなく鉄塔のようなアングルだけですよね。
この楽譜は、イタリアからフランスに移住したマチョッキがパリで出版していますので、おそらくフランスの風車小屋のある田園風景からヒントを得たことでしょうから、定演プログラムに載せる曲名は素直に訳して「風車小屋の娘たち」がベターかも。
右ならえ、ではなく、一石を投じるのもいいかもしれませんね。大正時代の終り頃の演奏会、「風車小屋の娘たち」としたマンドリナータ・コメンゼに倣ってみますか?
ともあれ、のって楽しく弾けるウキウキの「風車小屋の娘たち」でした。
次回はトーチャンさん、オケ演奏会目前の練習のため欠席。しかし手を抜かずに個人練習に励んで下さいよ~とのことです。
▼つづいてはKiri様。今回は「IDYLLE」に集中した練習でした。TG様の姿はまだなく、トライアングルの代奏希望者を募ると、某ドラのおっちゃんが担当することに。冒頭、タクトが下りると大きな「チーーン~~」、「そこはPで!」の指示で、こんどは遠い1stには聴こえず合格? 本番の奏者が気になるところです。各パートに受け継がれていくメロディーの音量バランスをとることと、各パートの出だしがはっきりわかるように弾くべしとのご指示。ワキ役の音が大きいとも。Kiri様によると、この曲はPの音楽。その中で表情をつけ、強調もほどほどにとのこと。
次の「ハイドンの名によるメヌエット」は、ハイドンのモチーフ(シラレレソ)をはっきりと出すべし、モチーフの最後の音は早めに切り、区切りをつけること、ギターの入るところもしっかり! アクセントついてもOKとのこと。
1曲目もこの曲も、随所にメリハリをつけないとダラーッと終わってしまいます。Kiri様の指示通りにメリハリつけてしっかり弾きましょう!
最後はお馴染みの「パバーヌ」。3つ#の他にも、ときどきミやレやシにも#がつくため、異音もあったようです。ゆっくりテンポなので、押さえ間違いのないように注意しましょう。
TGさんまだかいなぁと話題になった瞬間扉が開き、ようやくご登場。
▼そのTG様は、定演曲ではなく、6月13日(土)の依頼演奏に向けての曲を全員で練習。添付の写真のように歌謡曲中心に唱歌も混じり、全10曲。時間切れで、10曲目の演奏経験のある「川の流れのように」は練習カットでした。
初見では意外に難しい譜面もあり、音外れや無音組も。依頼演奏参加組の某1st女子はお悩みの苦痛の表情も・・・・
残されたこの5日間の成果に期待し、楽しんでいただける演奏をお届けしましょう。
◆今回の練習曲は次の通り
<トーチャンさん>
○FAUSTE NOZZE Giuseppe Manente/中野二郎
Marcia Trionfale
恵まれた結婚
○Les Amoureux Du Moulin Mario Maciocchi
水車小屋の恋人たち
○LE BEFFE DELL’ AMORE Ugo Bottachiari
Prima Fantasia sull’Opera Comica
喜歌劇「愛の悪戯」
○アンコール予定曲
<Kiri様>
○IDYLLE Emmanuel Chabrier/Kiri
From Suite Pastorale
○MENUET SUR LE NOM D’HAYDN M.Ravel/Kiri
○Pavane G.Faure/Kiri
<TG様>
有料老人ホームエリシオン真美ヶ丘での演奏予定曲10曲(写真の通り)
以上



