
秋のお彼岸に入ったばかりの21日は、厳しい暑さは少し遠ざかり、日中の暑さはあるものの、朝夕は過ごしやすく、いよいよ秋がやってきそうな気配を感じながらの追い込み練習でした。
21日は、諸々の他団体の演奏会と重なり、出演する人、チラシ挟みに行く人、聴きに行く人等多く、マンドリン、ドラは半分の出席、それに引きかえ、マンドロンチェロは7人、ベース3人と低音が充実していました。
◆練習のスタートは、トーチャンさんから。定演演奏順とは逆に「マドリード」から。トーチャンさん、この曲にかける意気込みは半端なく、曲作りに活かせることはないかと、当時のマドリードの様子なども調べられ、演奏面ではカラヤンの音源なども確認され、その結果、最初のメヌエットは、前回からゆっくり目となっています。カラヤン♩=66位のようですが、72位で行こうとのこと。パッサカーレは、4小節単位の音楽を意識して、cres,decresを入れることに。また、主旋律の音を引き立たせるべく、伴奏組は配慮して弾くべしとのこと。
「フェドーラ」は、43小節目の2つ目の音から始まるアクセントの念押し、1つ目の音からアクセントがついてしまっているとのご指摘。ギターの上昇連続音は、揃えてしっかり弾くようにと強くご指示。勢いあまって失言?も飛び出し、即撤回と反省(爆笑)。
「アゾレス諸島」は、スピーカー接続のメトロノームのテンポに合わせての練習。前のめりになるところ、詰まるところ、遅くなるところ、それと響きを大切にと、いつものご注意を受けました。自覚ある人はメトロノームを利用して練習し、しっかりテンポを安定させましょう。
マネンテさんも訪れたという「アゾレス諸島」、大阪関西万博ポルトガル館で8月中旬「アゾレス諸島」イベントデーがありましたね。イベントではヴィオラ・ダ・テッラ(アゾレスギター)の伴奏で歌も披露されましたが、奈良マン定演ではマンドリン音楽でお楽しみいただければと思います。下記写真は、ポルトガル館HPより拝借しました。
◆続いてTG様。定演演奏順で、最初は「古城の物語」。>や^はよくある強調・アクセント記号ですが、V(ブレス)記号が随所に出てくる珍しい楽譜です。
作曲者フィリオリーニは、ムニエル時代に活躍したマンドリニストでヴァイオリニスト。ヴァイオリニストならではのきめ細かい配慮なのかもしれません。意識して弾きましょう。
この曲の一番スリリングなところですが、Lenteの前の強調音と突っ込み方、Lenteに入ってからの落ち着き方をしっかり確認しました。忘れないようにしましょう。
「ハレオ・デ・ヘレス」はさらっと通して、続いて「グラウコの悲しみ」。ゆれるテンポにも慣れ、揃ってきていますが、八分音符と八分休符の箇所は、音の止め方がバラバラとのこと。注意しましょう。
「アッティラ」って何?との質問に、TG様の説明が少しありましたが、この曲は、史実に残る強力なアッティラ軍が武力で国を奪ったあとの勝利の行進曲かもしれません。「通りましたね」との一言でTG様の練習は意外にあっさり終わり。
◆最後はKiri様で「PALLADIO」から。Ⅰ楽章は、16分休符は休み過ぎとのご指摘。また、マンドロンチェロ、ベース、ローネの低音楽器の16分休符の音はしっかり止めることとのご注意も。出来ると確かに、ピシッと引き締まったええ感じです。
そして三楽章では、初の演奏事故、いやいや練習時事故。突然の異なる大きな音、小節間違いが起こりました(爆笑)。あまりにも繰り返しや、似た小節の連続のため、そして、極小音で速いため超緊張し、いつかは起こるかなと危惧していましたが、やっちゃいましたね。私は、迷子になっていましたが、本番でなくてよかったぁ・・・。
二度と起こらないように、要所要所で「今ココ」の合図指揮を入れて下さることに。とにかく、他所事を考えず、楽譜と指揮に集中すべしですね。次回は止まらず完奏できますように・・・
続いて「間奏曲」。美しいメロディーと独奏曲並の迫力あるソロが聴きどころです。だんだん磨きがかかってきて、お客様に楽しんでいただけるのではないかと思います。
Kiri様から、Kiri様の曲に限らず、「マドリード」も同様ですが、重要なソロがあり、もしもに備えて、各パートでソロ担当をもう一人ご準備を、とのこと。かつては指揮者の緊急代振りもあり、ごもっともです。控えのソロの方についても、もちろん練習時間を取られるとのこと。
本番まで、あと一ケ月余り、今夏、またまた流行り出している新型コロナなどにかからないように、予防対策を欠かさず、健康に留意しましょう。
◆さてさて、今回の練習は定演曲onlyで次の通りです。
<トーチャンさん>
○Aufziehen der militarischen Nachfwache in Madrid Luigi Boccherini
「マドリードの夜警隊の行進」
○Intermezzo Umberto Giordano/Tsuchiya
歌劇「フェドーラ」第2幕 間奏曲
○Dalle Azzorre Giuseppe Manente/中野二郎
アゾレス諸島より March Sinfonica
<TG様>
○La Leggenda del Castello I.A.FIGLIOLINI
古城の物語
○JALEO DE JEREZ Rid.di A.AMADEI
DANZA POPOLARE SPAGNOLA スペイン舞曲「ハレオ・デ・ヘレス」
○Pianto di Glauco,intermezzo Sinfonico Angelo Mazzola
○Attila Julius Fucik/TG
<Kiri様>
○PALLADIO KARL JENKINS
Concerto grosso for string orchestra
○INTERMEZZO aus de Oper“A Basso Porto ” Niccola Spinelli/J.Nakano
※このスタッフブログは、現システムでは次回9月28日が最後の書き込みとなります。次回は、ギターのWさんのご担当です。
11月18日(火)までは閲覧は可能のようです。また新しいシステムでお会いしましょう。

