造作材は鉋で仕上げる | 奈良県古民家再生協会ブログ

奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

大工さんが巾木をカンナで仕上げています。

造作材を大工さんが鉋で仕上げるというのも

珍しくなったかもしれません。

新建材ならそのまま取り付けるだけですが、

杉や桧の無垢材はモルダー仕上げで現場に入っ

てくるのでカンナで仕上げる必要があります。

鉋を掛けると木材はわずかに光ります。

樹種によってはそれだけで水をはじくようにも

なります。

そして汚れもつきにくくなります。

この仕上げ作業が出入り枠から窓枠、階段材まで

全ての造作材で行います。

天井下地です。

石膏ボードを貼ってから杉、ヒノキの羽目板で仕上

げます。