奈良県古民家再生協会ブログ

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奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

住宅業界では新築工事ばかりを手掛ける会社もあれば、

リフォームを主に施工している会社もあり、両方を

手掛ける会社もあります。

当社はどちらも手掛けています。

両方できたほうが市場が広くなるというメリットがあり

ますが、多種多様な業務を行うことになるので効率が悪

くなるというデメリットもあります。

 

新築の市場がだんだんと限られてきて新築だけを施工して

きた会社もリフォームを手掛けるようになりました。

しかしやっぱりリフォームよりも新築の方が仕事が簡単です。

利益率も確保しやすいですし、改修工事は職人さんも技術的

に熟練した職人さんが必要になります。

単純に組み立てるだけではリフォーム工事はできません。

 

当社の場合は建て替えるべきか、リフォームできるか、ちょっと

判断に迷うような工事を依頼されることが多いです。

そうなると建て替えをお勧めする工務店が多いようでそんな中、

「リフォームできますよ」いったのが当社だけだったという理由で

採用していただいたことが何件かあります。

 

別に当社も何でもかんでもリフォームを勧めているわけではありません。

費用対効果が大事です。

できるならば今ある家を活用してリノベーションしたいと言われれば

可能な限りその方向で検討させてもらいます。

思い入れがあって壊すわけにはいかないということもあります。

しかし中にはとても改修には耐えられそうにない家も確かにあります。

その場合ははっきり「無理です」「建て替えたほうがいいです」とお答

えさせてもらいます。

 

最近古民家の改修が全国的に増えています。

古民家の場合は今では採れないような大きな材料が使われていたり、

すごく手間をかけた造作がなされていたりします。

そのような家は建て替えるのはもったいない、同じものが造れないと思う

のでなるべく改修させてもらいます。

 

ある大手のリフォーム会社がある大学と脱炭素効果に対して共同研究

を行ったところ、建物の性能を大きく向上させる全面改修工事を施し

た住宅は同様の建物に建て替えるよりもCO2排出量が47%削減される

ことが分かったそうです。

使える構造材や既存の基礎や躯体を活用することで資材の投入量が大幅

に削減されたからなんだそうです。

解体も最小限にすることでCO2の排出量は削減できます。

 

リフォーム工事、改修工事にはこのようなメリットもあります。