奈良県古民家再生協会ブログ

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奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

リフォームの現場ですが、ほぼ解体が終わった

ところです。

この状態だけ見れば家というのはいたって単純

な構造で造られています。

木造軸組みと言われますが、まさにその通りで

柱と梁で囲まれた四角い空間です。

間取りは、基本的に今残っている柱を基準に造る

ことになります。

しかし、昔の家は今と違って柱の間隔が広かったり、

耐力壁と言って筋違や合板を使った壁が少ない造り

になっています。

そこで柱は筋交いを追加して作り直すことになります。

そこでいろいろと間取りに制約が出てくることになりま

す。

特にここ数年は広い一体となったLDKが主流です。

広くしてほしいというのはわかりますが、2階がある限

りはそれを支えるために柱や壁が必要になります。

木でしたら、柱間、2間(3640mm)の広さが限度だと

思ってもらった方がいいです。

それでも2階や屋根の荷重がかかるとかなり大きな梁

が必要になることがあります。

今でこそ構造計算が普通にされるようになりましたが、

昔は大工さんの経験と勘で梁の大きさが決められてい

ました。

大体が大きめのものが使われていますが、リフォーム

させてもらうと明らかに細いと思われるものもあります。

筋違を養生してますが、化粧筋違ですね。

雑誌などで時々見かけることもあるかと思います。

耐力壁としたいけれども壁でふさがるのは困ると

いう時に作るものです。

玄関ドアも取り替えていますが、工事中に傷がつくこと

もあります。

それを防ぐための仮設のドアです。

やっぱりこれは必要です。

いくら気を付けていても人や材料が出入りすれば傷も

つきます。