古民家のリフォーム 解体中 | 奈良県古民家再生協会ブログ

奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

古民家のリフォームで今解体中です。

古民家は大きな構造材や曲がった丸太の梁など

が特徴です。

昔の大工さんのことなのでだいたいがしっかり

と手間をかけて造ってありますが、

中には今の家と比べて「これでいいのかな」と

いったところもあります。

2階の床などは根太を使わずに梁に直接厚めの板

を貼ってあることが多いです。

現代の根太や合板下地に比べると弱い部分もあります。

使う部材は少なくなりますが。

写真は床板を剥がしたところですが大きな梁と間には

細い根太しかなく下地の間隔は現代の家よりも狭いです。

黒く燻された空間とそうでない空間です。

左側は竈があって煙抜きの腰屋根か煙突があったの

でしょう。

 

これから造作にかかります。