暮しやすさと断熱 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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断熱材の施工が終わりました。

断熱材の種類は別としても近年の住宅はどこも

同じようなものでしょうか。

当社ではポリスチレン系の断熱材を使っています。

断熱材が耐震性能を上げるわけではないですが、

屋根の面、壁全体にスチロール系の断熱材が詰め込

まれていると家自体は揺れにくいでしょうね。

 

グラスウールやロックウール、セルロースファイバー

といった断熱材もあります。

価格の面ではグラスウールが優れています。

断熱材は種類よりもどれだけ隙間なく確実に施工する

かです。

サッシも性能がよくなっています。

当社は施主さんの要望次第で樹脂サッシを使ったり

アルミ樹脂複合を使ったりします。

ペアガラスが普通ですが最近はトリプルガラスを

採用する人もいます。

断熱に関してはここ5年位でずいぶん変わったよう

に感じます。

 

断熱性能は数値で表すことができるのでわかり

やすいです。

この数値を前面に出している会社も多くあります。

ただ数値と体感的なところが一致するかどうか

は個人差があるので分かりません。

断熱性能をよくするには窓はできるだけ小さいほう

がいいですし、家の形も単純な方がいいです。

しかし住まいとして考えた場合はどうかと思います。

環境の変化もあって風通しだけでは夏は快適に過ごせ

ないようになってきましたが、閉じ込められた空間で

空調設備に頼る生活も不自然ですね。