浮造りの杉板 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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浮造りの杉板です。

写真ではわかりにくいですが、表面が凸凹になって

います。

木材は柔らかい夏目(春目)と固い冬目(秋目)が

あります。

ブラシなどで表面を削ると柔らかいところが削られて

固い木目が残ります。

それを浮造りと言います。

わざわざ加工しなくても長く使っていれば経年で浮造

りのようにはなります。

凸凹があるので足触りが独特な感じがします。

陰影による見た目の変化もあるようです。

滑り止めの効果もあります。

表面積が増えて香りがアップするとか、調湿効果が高く

なるといった記事もありますがそこまでの変化はないと

思います。

 

加工手間がかかっているので普通の板よりは高価になります。

好みで使い分ければいいと思います。