浮造りの杉板です。
写真ではわかりにくいですが、表面が凸凹になって
います。
木材は柔らかい夏目(春目)と固い冬目(秋目)が
あります。
ブラシなどで表面を削ると柔らかいところが削られて
固い木目が残ります。
それを浮造りと言います。
わざわざ加工しなくても長く使っていれば経年で浮造
りのようにはなります。
凸凹があるので足触りが独特な感じがします。
陰影による見た目の変化もあるようです。
滑り止めの効果もあります。
表面積が増えて香りがアップするとか、調湿効果が高く
なるといった記事もありますがそこまでの変化はないと
思います。
加工手間がかかっているので普通の板よりは高価になります。
好みで使い分ければいいと思います。