「子は親を救うために心の病になる」
という本を読んで、
不登校という形で表に出てきた息子の苦しみの原因は、
私の生き方にあるのかもしれない。
そう思い始めた私は、ちょうどその時期に通い始めたカウンセリングで自分の生き方について向き合う事になりました。
息子の相談で通い始めたカウンセリングでしたが、初回に言われた言葉をその後ずっと噛み締めていく事になりました。
それは、
「お母さんが楽になっていけば、息子さんも楽になっていきますよ。」
という言葉でした。
私自身が楽になる。
それはどういう意味なのだろう。
息子は私に何を訴えようとしているのだろう。
私は自分の心の闇と向き合わなければならないのかという不安と、
この先どんな生き方が待っているのかというワクワクと、
なんだか色んな気持ちが入り混じったような不思議な気持ちがしました。
(つづく)