世の中の子ども達は毎日を惜しみながら過ごしているのでしょうか。
うちの息子は学校に行ってないので、年中夏休みみたいなもんで、のん気に毎日過ごしています。
でも、2年前は違いました。
不登校になってからまだそんなに経ってなかったあの夏休み。
2学期が始まる時に、もう一度学校に戻るという選びをするのか、そのまま不登校を続けるのか。
本人も色々と悩み、複雑な思いを抱えていたと思います。
親の私たちもそうでした。
この先どうしてあげたら一番いいのか、日々頭を悩ませていました。
その当時私は、息子の不登校の原因は、息子の発達に問題があるのではないかと考えていました。(とってもユニークな子なので。)
でも、頭の片隅には、もしそうでないならば、私のせいだ、私が変わらなければならないのだ、という思いも少しはありました。
でも、あまり考えないようにしていました。
だって、私は息子の子育てにおいては、精一杯やっていたつもりだったからです。
自分を犠牲にしてでも、息子の幸せのために必死で子育てしていたのです。
「息子は発達障害ではないだろう」と言われた日、
私は喜ぶどころか、ショックを受けました。
初めて、逃げ道を失い、現実と向き合わなければならなくなった気持ちでした。
私のせいなんだ。
私の育て方が悪かったんだ。
でも、これ以上どうしろというのだろう。
これ以上頑張れない。
そんな思いで、私の心は混乱していました。
(続く)