初めて映画館で観たのは小学2年生。
開幕ブザーが鳴り、真っ暗な場内から映し出される大迫力画面に息をのんだことを鮮明に覚えています。
忘れもしない映画『妖星ゴラス』(1962年)、怪獣マグマの予想だにしない出現に「あっ!」と声が漏れました。
それは、南極基地ドームにマグマの足がのめり込んだからです。
また、博士たちが襲われそうになった瞬間、「危ない!!!」と大声を出して周囲から笑い声が起き、恥ずかしかった記憶がよみがえります。
さらに、池部良さんが本当の博士だと思い込んでしまったことも懐かしい思い出です。
劇中、タクシーに乗り込んだ池部さんと上原さんの会話に、『徒然草』の一節が語られることは大人になって知った次第です。
特筆すべきは、東京裁判で被告だった重光葵(外務大臣、降伏文書の署名)の弁護人を務めたジョージ・ファーネスが出演していたことでしょうか。
彼はかなりの映画好き、『嵐を呼ぶ男』(1957年)、『地球防衛軍』(1957年)、『クレージー黄金作戦』(1967年)でも熱演。
これには、裕次郎さん、佐原健二さん、植木等さんも驚かれたこと間違いなしでしょう。
当初マグマの登場はあり得なかったというエピソードに、怪獣出現シーンが無かったら超A級作品とはなっていません。
今でも怪獣ランキングの第1位『マグマ』、第2位『マンダ』、第3位『モゲラ』は揺るぎないベスト3です。
余談ながら、息子の名前に敬愛してやまない池部良さんから、「良」をいただいた次第です。
★★★★★★★一人鑑賞会★★★★★★★
「ゴラスの軌道から地球を動かす」荒唐無稽なテーマだが、東京大学教授にできるとして計算してもらった。
地球を動かすのに必要な力660億メガトンや、ジェットパイプ噴射口の面積と噴射の威力、宇宙空間での慣性飛行、ゴラスの引力による天変地異など、「それらしさ」は満点。
(『ピクシブ百科事典』)
ギラギラ画面の誘惑!
不吉な予感のレタリング!
田崎潤
西村晃
白川由美 池部良 ジョニ赤 上原謙
銀座のネオンは必須条件!
徒然草だったかな、蟻のごとく集い、東西に急ぎ、南北に走る。
人間はいつの時代にも、ただ目先のことに追われて生きていくようにできているらしいね。
河津清三郎 佐々木孝丸 小沢栄太郎
池部良 ジョージ・ファーネス 上原謙
ファーネスの尽力により、重光葵(まもる)に下された判決は禁錮7年、A級戦犯の中では最も軽いものだった。
(映画『東京裁判』)
★★★★★★★マグマ★★★★★★★
度肝を抜く出現!!!
体長50M、体重25,000t
「危ない!!!」※志村喬(右)
マグマの登場は企画当初は予定がなく、クランクアップ前になって「せっかくの円谷特撮だから怪獣を出してほしい」という東宝上層部から出された要求による。
監督の本多は抵抗したが、登場が決定した後はデザイン案などについて積極的に関わっている。
(ウィキペディア)






























