ニュース「イスラム教の巡礼が始まった。」を観察していると、何故か祭壇らしきものの周りをぐるぐると回っているではありませんか。
『黒石』を拝むための旅???
それにしても群衆とはこのような光景を指すのか?人、人、人でむせ返るほど。これには、拝一刀の萬屋錦之介さんも真っ青、思わず「人人ぴっちゃん、人ぴっちゃん、人ぴっちゃん♫」
神も仏も無縁ぶる私ですが、気になって調べると興味深いエピソード満載。
昔、世界史の授業で習った時はマホメットだったような・・・。モハメッド・アリも由来しているというから、ムハンマドはもっと現地に近い発音か?
最近では、マッキンリー山がデナリに変更されたことも画期的。アメリカの大統領の名前を付けるより、現地で使われている「デナリ」を尊重したことは当然の成り行きでしょう。
そのうち、エベレスト山もインド測量庁長官(イギリス人)の名前から、ネパールの人が崇める「チョモランマ」へ正式変更されることを願ってやみません。
巡礼といえば、今年も国宝に的を絞り「美しいものを探す旅」に出かけようかと計画中です。
語ることができない1本とともに。
コニャック【ミュコー 40年】
★★★★★★★メッカ大巡礼★★★★★★★
カアバ神殿
黒石
メッカのカアバ神殿の東隅の外側、地上から160センチメートルほどのところに据えられた黒い石。
預言者ムハンマドが黒石をこの場所に据えた。
10世紀ごろまでに一度割れており、セメントでつなぎ合わされている。セメントも含めて全体で30センチメートルほどの大きさ。
黒石の材質が19世紀に一度分析されたことがあり、黒石は隕石であると結論付けられたが、20世紀後半では非隕石説が優勢である。
伝承においては、黒石は、どこに祭壇を築き神に犠牲を捧げれば良いのかをアダムとイヴに示すため、天国から落とされたものとされている。
祭壇は地上で最初の寺院となった。
(ウィキペディア)