スザンナのお誕生日を祝う マダムの飲み会 | 拝啓 マリコ様 From Real Housewives of フロリダ 

拝啓 マリコ様 From Real Housewives of フロリダ 

日本ではまだ馴染みの浅いプライベートリゾートクラブ。塀とゲートで覆われた 敷地内にゴルフ場とテニスコート, 豪邸が立ち並び,クラブハウスを中心に人々が集うクラブライフ。紳士淑女が織りなす 社交, 人間模様、女たちの物語。そこに住む私から先輩マリコ様への手紙。

拝啓 マリコ様

 

先日 ゴルフ友のスザンヌの誕生日を リサの(現実離れした)豪邸で祝いました。

 

スザンヌの65歳の誕生日、

 

65歳と聞いてひっくり返りそうになりました。美しい52歳ぐらいだとずっと思っていたから。

 

彼女、確かに顔は上手に 引っ張ってます。年に二度のメンテナンスと

 

週2回のパーソナルトレーナーとの筋トレは欠かさない 

 

ゴルフは週に3、4回の ストレスフリーの生活(だと、思います)

 

 

スザンヌ 猫の被り物でご機嫌

 

米国で65歳の誕生日は特別の意味のある大きな節目、そう メデイケア元年

 

65歳から連邦医療保険プログラム、メデイケアへ加入できます。

 

簡単に言うと これまで個人で入っていた高額の保険(月に10万円ぐらい払ってますね、うちの旦那は)から

 

わずかな負担額(月に2万円ぐらい)で 今までとほぼ同様の内容がカバーされます。

 

そう、この日から月に10万円近く家計から浮くことになるって事。

 

余裕のあるお宅でも、月10万円って言うと それはそれで嬉しいもの。

 

が、しかし世間では ”へー、メデイケアが使えるんだ” という事は 65歳だと世間に公表する事で

 

正真正銘のシニア、老人と認識される。

 

そう、”あなたはオバチャンでなくて 今日からお婆ちゃん” と烙印を押される事

 

”自分でね、自分の歳が信じられないのよ、笑っちゃう。”と52歳にしか見えない顔で微笑むスザンヌ。

 

そりゃそうでしよ。

 

そういう、憂鬱な現実を吹き飛ばそうと 女の 65歳の誕生日は弾けます。弾けすぎました。

 

その日 皆それぞれに彼女に プチギフトを持って行ったのですが

 

私は ”Your best has yet to come (貴方の最高の時は まだこれからよ)という意味を込めて

 

シャネルの真っ赤な口紅をプレゼント。

 

そうそう、アメリカでは 相手の負担にならないプチギフトを用意する機会が多いのだけれども

 

そういう時は高級デパートで買う 高級ブランドの口紅がオススメです。

 

(包装はそのブランドの小袋または そのデパートのものが望ましい。)

 

$40ぐらいで、絶対に邪魔にならない、もらって嬉しいギフト。ハズレなしです。

 

この日はゴルフの仲良しグループの女性 五人が集まったのですが

 

お留守番になるこの5人の夫たちも 家に夕食がないので クラブハウスで集合。

 

女子会に連れて行ってもらえなかった旦那たちが 集まって食事。 このクラブでは よくある光景です。

 

誕生日会の 食事は それぞれ 準備の担当が割り当てられて、私はサラダ係を仰せ使い

 

ルッコラとブラータ、生ハム、ビーツとパインナッツ、そしてイチジクを添えたものを用意して行きました。

 

 

 

 

家主のリサは 全てスクラッチから作った チキンポットパイ、美味。 素晴らしい 本当に美味しかった。

 

そう、飲み物はスモーク オールドファッション。それ用のスモークボックスに入れて香り付け。

 

 

 

この家は本当に何でも揃ってる。

 

女五人が 調子に乗って飲み過ぎ食べ過ぎ。 デザート以降の 記憶もかなり怪しい。

 

怖いから思い出したくないと言うのが本当のところ。あー、恐っ。

 

65歳の誕生日会に 弾けすぎ。ありえん。

 

それでも次の朝、7時半からゴルフに出かけた私。笑  

 

スザンヌも お互い二日酔い、と言うかまだ20%ぐらい酔ってる状態で一緒に大叩き。

 

翌日は 皆で メールで無事を確認しあいながら それぞれに自己嫌悪の弁。

 

いつまでも落ち着かない私たち。。とほほ。

 

私たちの住んでいるコミュニティーは 都会の生活と比べると いわば 浮世離れした生活

 

週に2、3回の食料品の買い出しと 夕食に一回出かける以外は いつもゲートの中にいて 人間関係もご近所のみ。

 

ロサンゼルスから移ったばかりの頃は、旦那が 取り残され感というか、退屈に感じて落ち着かなかったけど

 

今ではすっかりここのペースで毎日を送ってます。

 

 

 

この先いつまで ここにいるのかはわからないけど、

 

今のところ 平和で静かな毎日に感謝です。

 

ポチッとお願いします。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村