おはようございます。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
休日読書ブログです。
いつもFM京都(αステーション)を聴きながらブログを書いてます。「京都は雪が降って、積もっているとか」。奈良は今は晴れてますが、寒いはずです。
「あ!また、かんだあ」
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この時間帯に聴いている番組のパーソナリティーは、しゃべくりは調子いいんですが、ニュースや広告を読む時いつもかむんですよね。
アナウンサーではないんでしょうがないんでしょうが、すごく耳につきます。
さて、今日紹介するのは、吉田修一さんの『静かな爆弾』です。
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吉田さんの本は、これで3冊目かな・・・。
最初に読んだ『横道世之介。そして、『平成猿蟹合戦図』の2冊。
青春エンターテイメント色が濃かった2冊ですが、今回の本はこの2冊とはジャンルが違います。
これは、恋愛小説です。
恋愛経験が豊富でない私には、なかなか男女の仲を理解するのは難しいです。(苦笑)
自分の経験を駆使して、想像たくましく読むのも面白いんでしょうけど・・・。
さて、物語は、テレビ局に勤める俊平は、神宮外苑で耳の不自由な響子と出会います。
そして、付き合い始めた2人ですが、俊平は、海外の紛争を取材したドキュメンタリー番組づくりに奔走することになります。
やがて、“特ダネ”をものにした、俊平達はドキュメンタリー番組を完成させる。
しかし、その最中、気持ちがすれ違い始める2人。
大切なものは失くしてから気が付くのごとく、仕事に奔走して彼女のことを振り返らずにいたツケを突きつけられる羽目に・・・。
物語のラストに俊平がドキュメンタリー番組放映後に振り返る場面があります。
「伝えたいことがあった。
知ってほしいことがあった。誰に。」
「伝えたくて番組を作った。
知ってほしくて番組を知った。誰に。」
ここに彼の思いが集約されていつようです。
そして、「タイトルの『静かな爆弾』も意味深やなあ」と思いめぐらしてます
やはり、男女の仲はなかなか難しい・・・。
★3つです。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。