★その先に何があるかわからない。だから道は面白い。 | フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

自らのコンサルティング活動の中で、仮説を立てて、実践して、ルール化した繁盛経営のノウハウを日々配信します。
”繁盛事例”や今実践して欲しい”繁盛経営”のヒントをタイムリーに伝わる情報をお届けします。

おはようございます。

フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。



○今週の読書メモは、荻原浩さんの『あの日にドライブ』


あの日にドライブ/光文社

¥1,575
Amazon.co.jp

※ジャンルは、“隣のサラリーマン小説”に入るかな?


・物語は、大手銀行をリストラされ、今はタクシードライバーが主人公。


・「あの時こーしていたら・・・」と自分の過去を振り返り、妄想する日々。

 ※こういう経験ある人にはわかりますけど、でも、うだうだうっとうしいです・・・(笑)



☆お決まりのマーケティング編もあって、面白い!


 【タクシーの乗客獲得ノウハウ】

・先輩ドライバーをベンチマークして、そのノウハウに気づく。

  ↓↓↓

◎タクシー利用者の多い場所と時間帯をチェックしてリスト化

 ・小規模の結婚式場の披露宴の時間帯 

 ・病院の診察、見舞い
 ・ホテルのチェックアウトタイム

 ・都内のイベントやコンサートのチェック


なるほど、なるほど、参考になります。 


さてさて、物語は妄想から現実へ・・・。


読後感が爽快な“荻原節”がラストを飾ります。


↓↓↓ 


『・・・。その先に何があるかわからない。だから道は面白いのかもしれない。

自分の通ってきた道は、結局間違っていなかった、などと言う気はさらさらない。間違ってばかりだった。


曲がるべき道を、何度も曲がり損ねた。迷ったし、遠回りもした。


でも、どっちにしたって、通りすぎた道に、もう一度戻るのは、ちっとも楽しいことなんかじゃない。


・・・<中略>・・・


次の角を曲がったら、何があるだろう。

さあ、右へ大きなカーブ。


道の先には。見渡すかぎりの黄金色。

菜の花畑だ。』  ※小説から抜粋しました。


私たちの道も、「その先に何があるかわからない。だから道は面白い」・・・のかもしれませんね。



感謝!

最後まで、ブログを読んでくださり、

ありがとうございます。