おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
○今週の読書メモは、荻原浩さんの『あの日にドライブ』
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※ジャンルは、“隣のサラリーマン小説”に入るかな?
・物語は、大手銀行をリストラされ、今はタクシードライバーが主人公。
・「あの時こーしていたら・・・」と自分の過去を振り返り、妄想する日々。
※こういう経験ある人にはわかりますけど、でも、うだうだうっとうしいです・・・(笑)
☆お決まりのマーケティング編もあって、面白い!
【タクシーの乗客獲得ノウハウ】
・先輩ドライバーをベンチマークして、そのノウハウに気づく。
↓↓↓
◎タクシー利用者の多い場所と時間帯をチェックしてリスト化
・小規模の結婚式場の披露宴の時間帯
・病院の診察、見舞い
・ホテルのチェックアウトタイム
・都内のイベントやコンサートのチェック
なるほど、なるほど、参考になります。
さてさて、物語は妄想から現実へ・・・。
読後感が爽快な“荻原節”がラストを飾ります。
↓↓↓
『・・・。その先に何があるかわからない。だから道は面白いのかもしれない。
自分の通ってきた道は、結局間違っていなかった、などと言う気はさらさらない。間違ってばかりだった。
曲がるべき道を、何度も曲がり損ねた。迷ったし、遠回りもした。
でも、どっちにしたって、通りすぎた道に、もう一度戻るのは、ちっとも楽しいことなんかじゃない。
・・・<中略>・・・
次の角を曲がったら、何があるだろう。
さあ、右へ大きなカーブ。
道の先には。見渡すかぎりの黄金色。
菜の花畑だ。』 ※小説から抜粋しました。
私たちの道も、「その先に何があるかわからない。だから道は面白い」・・・のかもしれませんね。
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。