★負をプラスにする販売の仕掛け | フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

自らのコンサルティング活動の中で、仮説を立てて、実践して、ルール化した繁盛経営のノウハウを日々配信します。
”繁盛事例”や今実践して欲しい”繁盛経営”のヒントをタイムリーに伝わる情報をお届けします。

おはようございます。

フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。



※あるイタリアンレストランから届いた携帯メールの一文

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆日にち未定ですが、【産地直送魚介紹介】

  天候により入荷日未定ですが、漁師さんから直接届いた

  新鮮魚介を○○調理長が食材を見てから調理いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日にち未定・・・販促告知としては、一見不親切な案内ですね。

※でも、産地直送、天候と言った鮮度感が伝わり、

 返って、“付加価値”がアップ!


 “日にち未定”というマイナス点を逆に売りにしている好例です。


『○○・・・時価』 ※これも主旨は同じ。

でも、高級寿司店なら、ちょっと引いてしまいますけどね(苦笑;)



飲食店で、“シェフのおまかせ”や“気まぐれシェフの・・・”

というメニューの企画をたまに見かけますね。


“名ばかりのおまかせ”ではなく、

マイナスをプラスに上手く活用できます。


例えば・・・、


☆ “○○づくし” ・・・  ※○○がたくさん収穫できたので・・・。

☆“ボリューム1.5倍・・・※一品メニューの代わりに量は多めに・・・。


等々、こうすれば、

お店の都合で偏った素材やメニューでも受けいれられますね。

       ↓↓↓

『マイナスの理由とそれをリカバリーした商品を提供している』

ことが、伝われば・・・です。

       ↓↓↓

そうすれば、【理由あり商品】が【付加価値商品】になります。


そして、たまには・・・、
☆サプライズ・・・  ※高価素材を特別に・・・。


こうした、【特別感】が、さらに付加価値になります。



【繁盛のコツ】

☆売り手の勝手な都合を逆手に取って、

 逆に期待値をアップさせる。

  ↓↓↓

 勝手な都合(マイナス)の理由と対策をちゃんと伝えましょう!

 マイナス(負)をプラスに転じる販売の仕掛けです。

 

リピート客の集客策に使えますね。


今日もいい天気。

さあ、張り切っていきましょう。



感謝!

最後まで、ブログを読んでくださり、

ありがとうございます。