おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
☆「獣害防止ネット」ってご存知ですか?
○「フロッキー技法」ってご存知ですか?
◇「エコ窓」って、なんか良さそう?
これらは全て、京都の地場企業が開発された商品なんです。
一見何かわからないと思いますが、
その分野、業界では、これまでの常識を超えた発想で、
利便性や付加価値を高めて開発された商品やサービスです。
これらの商品やサービスが日の目をを見るきっかけになったのが、
京都商工会議所が推進されている【知恵ビジネス】。
「知恵ビジネス」とは、
強みを引き出し、知恵を活かして新たな顧客創造をめざす
「ビジネススタイル」のことです。
京都商工会議所では、
「知恵ビジネス」の実現をコンセプトに、地場企業をサポートされています。
その一環が、「知恵ビジネスプランコンテスト」。
今年で3回目を迎えています。
冒頭に挙げたのは、今回認定を受けられた企業の商品なんです。
☆他にも、まあ、ユニークな企業がずらり!
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☆認定を受けた企業には、京都商工会議所が
バックアップされるそうです。
販路開拓や認知度アップのために伴走されます!
先日、その交流会があり、基調講演セミナーも含めて聴講しました。
認定企業のプレゼンを聴いていると、
「開発に至る背景には、悲喜こもごもあったこと。そして、
前向きな姿勢と信念を持って切り拓かれたこと」が伝わってきます。
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地域の小さな企業の底力を感じました!
例えば、
☆先の「獣害防止ネット」は、ロープ会社が開発されたんですよ。
「ロープ」を扱う専門業種があることに、まず驚きました。
また、獣害とは、田畑を荒らすカラスや猿やイノシシのことで、
山合いにいけば笑えない問題です。
斜陽業種から一転して、それに関わっていく背景には、
“ストーリー”があるわけですね。
☆「フロッキー技法」とは、
電車のシートの少し毛羽立ったつるっと生地がありますね。
あの毛羽立った繊維を布に植えつける技法のことです。
そのフロッキー技法を洋服やバッグなどのデザインに
活かしたアパレルブランドを展開されている企業が認定されました。
植えつける繊維を細く、長くするのが、この企業に特長で、
京都ならではの技術が活かされているそうです。
○認定を受けられた企業の商品やサービスは、
皆さんの会社やお店の商品開発のヒントになるかもしれません。
○元気、勇気・・・、プラスの気をたくさんもらえそうです。
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「うちにもできる!」と発奮してもらうのもよし!
「やっていることは間違いない!」と確信してもらうのもよし!
地場の産業、地域の中小企業の底力を発揮してください!
【関連ブログ記事】
○「胡粉ネイル~伝統産業の発想の転換」は、 こちら
※第1回知恵ビジネス認定企業の事例発表
【参考情報】
○京都商工会議所「知恵ビジネス」に関する情報は、こちら
※認定を受けた企業が紹介されています。
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。