★「ストーリーとしての競争戦略」~講演 | フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ

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こんにちは。

フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。


昨日は、京都商工会議所さん主催のセミナーに参加しました。

講師は、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の著者である

楠木 建 一橋大学大学院教授 でした。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business .../楠木 建
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「読者からクレームのメールをよくもらう」

のっけからこんな話から入るのも珍しいパターンですね。

・・・独自のつかみということですね。


多くは、“ストーリー”に対する誤解なのだそうです。


楠木氏は、戦略の本質は、

他との違いをつくる + つなげる』ことと、定義されています。

 ★「他との違い」は、強み、独自性。コンセプトに集約される

     ↓↓↓  

 【事例であがっていた企業・商品】
   ○ホットペッパー=狭域情報 

    ※8割は半径2kmで消費している

   ○スターバックス =第三の場所を提供する

    ※家でも会社でもない場所

   ○アマゾン = 客によって瞬時に陳列が変わる

             デリバリーの保証(~時まで注文は明日届く)

  ※やはり成功企業のコンセプトはわかりやすいですよね。

   

 ★「つなげる」とは、その違いをいかにビジネスにするのかを、

  まるで動画”を見ているようにイメージできること

      ↓↓↓ 

 ※この「つなげること」をストーリーと表現されている。

   ・・・と思います。


また、こんな表現をされていました。


数字より筋が大切


 「こうなるだろう」という数字の予測ではなく、

 「こうしよう!」という道筋を示すことが大切。

 「見える化」より、「話せる化」が大切。

 イメージできないことは実行できない。

  ※イメージ=ストーリーということですね。


優れたリーダーの共通点は、

戦略を掲げるリーダー本人が一番面白がっていることなのだそうです。

そうですよね。

そのイメージ(戦略ストーリー)を聴いて、

ワクワクしないと、部下も動けませんからね。

“やらされ感”で動いたら、ろくなことはありません。


リーダーは、

思わず人に話したくなる話(戦略)をしましょう!


そういう問いかけでした。



感謝!

最後まで、ブログを読んでくださり、

ありがとうございます。