おじゃまします。なおぞうです。


朝起きるといの一番に

居間にあるお仏壇の前に行き

ゾウさんのお鈴を鳴らし

父、兄、姉に手を合わせる

1歳の男女双子の育児奮闘中の

シングルマザーです。


晴れているとゾウさんのジョウロで

花壇に水をかけに行く


今ブログを書いていて気づきましたが

お鈴といい、ジョウロといい

ニックネームのなお"ゾウ"といい

どんだけゾウさん好きなんやと

じんわりと笑いがこみ上げてきました。


3夜連続の当直勤務明けの今日は

究極の早生まれの夫の誕生日

17回目の月命日でもあり

義理の両親の最初の子の命日でもある


夫には7つ上に3つ子の姉と兄

その2つ上に、3歳の誕生日の翌日に

突然この世を去った姉がいます。


桜の咲き誇る季節に生まれた女の子

さくらちゃん


誕生日会の最中に嘔吐し病院へ

治療の甲斐なく旅立ってしまった。

(溶連菌による敗血症でした)


それから6年後

さくらちゃんの7回忌の法要の最中に

陣痛が始まり病院に着いてすぐに

元気な男の子が生まれました。


桜の咲き誇る季節に生まれた男の子

春翔(はると)、我が夫です。


性別は違うけれど‥

さくらちゃんの生まれ変わりと

友人や親戚の方々から囁かれ

お義母さんもそう思っていたけれど


夫が生まれた日の夜に

さくらちゃんが夢に出て来て


ママごめんね

泣いていた子がいたから

順番代わってあげたの

でも必ずママのところに行くよ


その夢から覚めて

5人の子育て頑張らなきゃと

明るい気持ちになったお義母さん


でも5人目は待てど暮らせど‥


そして私達が結婚の報告をした日

「やっと、可愛い末っ子に

おかあさんと呼んでもらえる」

と涙したお義母さん


その時、私がさくらちゃんの

生まれ変わりだったらいいなと

密かに思いました。


ここからは生前の夫の言葉を借りますが


子は親を選べないというけれど

そうではなくて、もしかしたら

課せられた使命を分かった上で

自らの選択で生まれてくるのかな?


だとすると

早くにこの世を去った2人の我が子も

幼いながらも懸命に病と闘った子供達も

並大抵ではない究極の選択をし

人生を全うした讃えるべき人


ハハハ、まるで哲学者やな

と照れくさそうに締めくくっていた夫


改めて素敵な人に巡り会えたなぁと


ハル君、お誕生日おめでとう。