治ったさん体験談、お二人目は
平山 美樹さんです☆彡
◎ ◎ ◎
ガンがわかったとき、幼い子供を抱え、
平山さんは、「あとどれだけ生きられる?」
とばかり考えては涙に暮れていたとか。
そんなとき、偶然知った、ガン患研に思い切って
飛び込みました。それからは、一生懸命治す方法を学び
地道に実践を続けました。
そして、2019年、「列島縦断講演会in福岡」で
見事〈治ったさん〉に認定されました。
今は元気いっぱいの平山さん。
それまでの心の軌跡を生き生きと綴ってくださっています。
・。*・。*・。*・。*・。*・
平山 美樹さん
2011年右乳がん全摘、腋窩リンパ節転移Ⅱ期B
ガン告知を受け、驚きとショック!
40歳になった年,これまで触診でしか受けられなかった
乳がん検診が、マンモグラフィーになりました。
結果は「要精密検査」。
正月早々、1月5日のことでした。
自覚症状もないし、たいしたことないだろうと思いつつも、
気にはなるので翌日、ガンセンターに精密検査を受けに行きました。
すると,組織検査をしますとのこと。
「これはなかなか解放されないぞ? でも組織を調べたら,
良性か悪性かはっきりするのでむしろ安心か」と最後まで、
自分がガンだとは夢にも思わず、淡々と検査をこなしていました。
組織検査の結果は3.5センチほどのガンが,
中心部にあるので右の乳房は全摘になりますとの説明。
さすがに驚きとショックでその場で泣いてしまいました。
そのころの私の中のガンのイメージといえば、
一度憑りつかれたら、手術して一旦は良くなっても、
すぐに再発して死んでしまうというものでした。
ガンを宣告された日、午後から予定通り、
娘の幼稚園の豆まきを見に行ったのですが、
立っていられなくて、テラスに座り込んで
眺めたのを覚えています。
あと生きられて2,3年かなあ。
いつまで子供の姿をみていられるのかなあ。
とぼんやり考えながら。
何度もあふれそうになる涙をこらえて…。
(つづく)
|
|
平山 美樹さん その2 へ
池田郁子さん その4 へ