冬もノミ・ダニ要注意! | 獣医師りえの犬猫の心と歯・皮ふ・耳のブログ

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ハミルザ動物病院院長
犬猫の心や行動・歯(25年)皮ふ・耳のビデオオトスコープ(11年)子犬子猫の乳歯と顎の成長から、歯周病予防まで網羅
歯周病や耳を治すとアポキル等の薬や除去食も止められ、涙焼けまで綺麗になった犬猫達が続出
犬猫健康歯と耳で決まりがモットー!

私は、研究室が
伝染病研究室だったこともあり
大学時代マダニから感染するバベシア症の研究がテーマでした。




真冬の2月でも、具合の悪い野犬の子犬が連れて来られた時に、マダニが、びっしりでした。
蜘蛛が生きてる気温では、ダニも穴ぐらとか、自販機の下や倉庫とか、餌になる血を吸う相手さえいたら、何処でもダニは生きていますので、特にフィラリアとセットのノミダニ予防されてるワンちゃんは、真冬もノミダニの予防を
忘れずされてください。
当院では、ノミ・ダニはブラベクトやフロントライン等にして、フィラリアと分けて貰います。

①マダニに咬まれたら、引っ張ると頭がちぎれ、体液がでてそこから、バベシア症とか病気が感染することがあるので、ダニの身体を、ダニ駆除スプレーや薬を付けたり、マッチの燃えカスとかでダニの口が開くようにしてから、取り除くことをオススメします。

②バベシア症とかは、人のマラリアに似て、血液中で増えて、血を壊して貧血を起こすのに最低3ヶ月位かかることがあります。あと、他の細菌やウィルスも感染させてる可能性あるので、元気そうでも、獣医さんに基本的には相談して、今後経過観察して貰って下さい。お大事に!