保護犬さんと一般の犬との耳と歯の違いは?! | 獣医師りえの犬猫の心と歯・皮ふ・耳のブログ

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兵庫県西宮市のHamilza動物病院(ハミルザ)の獣医師です
飼い主さんに日々犬猫の行動を観察していただきつつ
飼い主さん達と一緒にその子に合った最善な治療法を考えたり
人間の病巣疾患研究会や分子栄養学やチクチク療法等を犬猫に取り入れペットの健康寿命を延ばします!

ここ4年位、保護犬さんの来院がとても増えています


特に繁殖犬だったメスのワンちゃんがほとんど


そんなワンちゃん達を、飼おうとして下さる方は、犬のことについて事前に、ネット等で

調べてから飼う方が多いようで


で、繁殖犬でなくても

8割以上の犬は

  • 歯周病
  • 外耳炎
を持っていると
私は日々体感しているのですが

外耳炎は
トリミングや時々動物病院での
ケアで、外からは
見えない奥に、病変部が
入口は綺麗にできて、薬も塗れるのだけど
それより奥は

  お耳に洗浄液入れて、モミモミして、ぷるぷるさせたら、外に押し出されますよ♥


という、今では私が
絶対しなくなった
世界共通?ともいえる
耳の処置で
動物病院でも、それが行われているので(失礼な言い方で、本当に申し訳な言い方ですが、実際自分でも、他院からの来院でも、その処置の結末を見ているので)




奥の見えない、暗黒の場所まで 洗浄液で流し込まれたり
押し込まれてしまってしまうのが
現状
 
デモ、
繁殖犬等の保護犬
は動物病院にもほとんど連れて
されて居ないことが多くて

外から耳の汚いのが  判り易い!


のです

薬も点耳されて居ないから

耐性菌も        出てるのが少ない♥



子犬の頃から、
治療しつつ
ジワジワ悪くなったのより
治り易い感じがします







先日も、遠い名古屋から来院して下さいました