横断歩道で、患者さんのワンちゃんが亡くなったことを人生初お聞きしました。 | 獣医師りえの犬猫の心と歯・皮ふ・耳のブログ

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兵庫県西宮市のHamilza動物病院(ハミルザ)の獣医師です
飼い主さんに日々犬猫の行動を観察していただきつつ
飼い主さん達と一緒にその子に合った最善な治療法を考えたり
人間の病巣疾患研究会や分子栄養学やチクチク療法等を犬猫に取り入れペットの健康寿命を延ばします!

昨日、ホームセンターに買い物に自転車で行く途中、

「先生!りえ先生!〇〇です!」と

呼び止められました。


お互いマスクで、???ちょっと迷いましたが、あ!と思い出し、

飼い主さんの側へ


「お世話になってた、〇〇ですが5月▲日に亡くなりました。先生にご連絡しないといけないと思ってたんだけどここであの子が、先生に会わせてくれたんですね」と 

言ってくださいました。


亡くなったの?!

えっーー!。

びっくり!


直前まで食べていて、歩いて自分の寝床まで歩いていって、コトンと亡くなったそうです。

 

凄いなぁ


享年17歳


長生きといえば長生き



今までたくさんのワンちゃんや猫ちゃんがあったご報告を、職場ではお聞きしてきました。


でも外で、それをお聞きしたのは獣医師人生初。




転居されて来られ、DICと思われる症状で倒れ初来院され、3回も治療して復帰したワンちゃんでした。

すごいことです。

 

我が家のゴールデンのカノンのお葬式の日にも、お葬式に出す直前の休診日に偶然にも倒れてお電話してこられ、

私が泣きながら治療をしたのも

初めての経験です。



横断歩道で、飼い主さんとお話ししてついウルウルしてしまいました。


不思議なご縁をありがとう


天国で、ウチのカノンとも、会ってくれてるかな?


寂しいけど、楽しい思い出を

本当にありがとう