元プロレスラーでボディービルダーの
北村克哉君が急逝した。
ただただ驚きでしかなく、
頭がパニックだ。
ある方からのご紹介を受けて、
3年前からお付き合いさせていただいた。
北村克哉君と会って直ぐに感じたこと。
とにかく純粋でストレート。
真面目でストイックで筋トレの話以外は
全く話に乗ってこない。
だが筋トレの話になると、爆弾トーク。
止まらないほど話し続ける。
そのくらい、
筋肉、トレーニングに人生をかけて、
それ以外には興味ないようだった。
今まで見たことのない
一眼見て"非日常"の外観は、
誰が見ても驚くほどだった。
そのことを北村君に話すと、
いつもいつも、
"自分は非日常を目指してます❗️"
と言っていた。
出会った時に二つの夢を語っていた。
1.ボディービルのプロになること
2.憧れていたPRIDEの様なリングに上がること
夢を叶えるために、
自分を鍛錬しなければいけない…とのことで、
約一年に渡り彼の夢のために
サポートをさせてもらった。
その間は、
自分のフィジカルコントロールとして
パーソナルトレーニングをお願いした。
トレーニングはマイルドなので、
トレーニング中は、色々な事を語り合った。
ボディービルの事
プロレスの事
格闘技の事
食事の事
トレーニングの事
レスリングの事
YouTubeの事
プライベートの事
毎週の楽しみだった。
そして、自分なりに色々な方とも折衝し、
北村君の夢の一つである、
憧れていたPRIDEの様なリング
➡︎RIZINのリング
に上がることができたのだが、
その夢を叶えるために尽力できたことは
今となっては良かったと思う。
所属は
武蔵村山さいとうクリニック
とした出場してくれた。
その後は色々なことがあって
パーソナルトレーニングがなくなってしまったが
元気に頑張っていることだけは承知していた。
私は医者なので、
受診時の諸検査などから、
彼の身体の心配はしていた。
自分なりに警鐘を鳴らし、
よく理解してくれていた。
だが最近は、映像を見る限り、
明らかに肌艶が衰え、
頭髪が少なくなっている事を感じ、
少し心配していた。
そんな矢先の訃報に言葉を失った。
父親の他界以外で
ここまで悲しくなることはなかった。