能舞台 鏡板の松の由来 | naosukeのきままなブログ

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和物好きな、服飾系店番人の日々の気づきや発見、さまざまなことを気ままにつづっています。
くいしんぼうなので、食べ物にも興味深々(p_-)

春日大社宝物殿には小規模ですが静かで
落ち着いて見学が出来ます。前回は絵巻
の解説が解りやすく感動しました。
お目当ては国宝の赤糸縅大鎧で見るのは
今回が2度目です(伝源義経奉納)



春日大社 宝物館


展示替えしないのか伺ったら移動する事
が負担になるので長期展示にしている様
で、ごもっともな事です


でも、大鎧は何度見ても見ごたえあって
格好いいです。大河ドラマでは戦国時代
の設定が好きなのですが、鎧兜はやはり
具足より大鎧に憧れます



影向の松 解説


今回の発見は・・・
絵巻「春日権現験記」で境内の松に春日
明神が降り降り舞を舞う場面です。
(解説は前回の方が詳しい表示でしたが)


春日大社 影向の松


この松は春日大社の一鳥居のそばにある
「影向(ようごう)の松」で能舞台の鏡
板に描かれている松の絵のルーツとされ
ているとか、知りませんでした


帰りに一の鳥居まで歩き「影向の松」を
見て来ました。古い松は枯れて切り株と
なっていましたが後継樹が育成されてい
ます



春日大社 影向の松


いつもバスで往復するので一の鳥居には
お目に掛からずにおりました