染織は充分な水資源を必要とするために新宿
区内を流れる神田川流域が染織業者の集積地
となりました。往時に比べて事業所は減少し
ていますが、街おこしのイベントとして西武
新宿線・地下鉄大江戸線の中井駅エリアで
「染の小道」が開催されています。
昭和30年代頃まで染工場の職人達が妙正寺川
で染め物の水洗いをしていた昭和30年代迄の
様子を模して色とりどりの反物を川面に張り
ます。反物を川に晒す光景が見られなくなって
半世紀、残したい風景ですね。
中井駅近くの落合第五小学校では染織協議会
会員による着物の展示、公募展発表、友禅の
実演、型染め体験などのイベントが開催され
ていました。
様々な技法によって染められたのれん87点を
商店街各店舗に掛けられています。
「街を丸ごと染め物で飾る」とありますが1店舗
にのれん1点では面的な広がり感が足りない
かな?
今日、24日(日)まで開催してます。