都内でも珍しいカンボジア料理専門店「アンコールワット」 | naosukeのきままなブログ

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<平原綾香は親の代からの常連>



 エスニックが大好物という内山理名(30)。同じ女優で大親友の片瀬那奈と訪れて以来、とことんハマっているというのが野菜たっぷりのエスニック料理が味わえる、カンボジア料理の店「アンコールワット」だ。

 場所はJR代々木駅から徒歩3分ほど。1981年、内戦のためにカンボジアから移住してきたファミリーが、故郷の食文化を日本に伝えようと翌82年にオープン。まだエスニック料理が珍しかった時代に、日本におけるエスニックブームの“火付け役”にもなった人気店だ。

 最大の魅力は日本人の好みに合わせた独自のアレンジにある。「お客さんに教えてもらいながら自分たちの料理のスタイルを築き上げてきた」と語るのは、スタッフのゴー・ワンディさん。

「本場の味を楽しんで欲しいけど、そのままだとクセがある。だから、お客さんの反応を見ては味の濃さ、調味料、素材を少しずつ変え、日本の方にも楽しんでもらえるカンボジア家庭料理の味を追求してきたんです」

 常連の多くがオーダーするのが内山も大好物の「蟹爪と春雨の火鍋焼き」(1029円)。鍋の中にたっぷりと入った春雨は醤油ベースの調味料と一緒に炒めたもの。具材には干しエビと白菜漬け、そしてカニもトッピングされ、魚介系のうま味がほんのりと感じられる。クセはないが、エスニック系特有の味がヤミツキに。分厚い鍋なので冷めにくく、アツアツを楽しめるのも魅力だ。

 ほかにも芸能人の常連は多数。歌手の平原綾香は親の代からこの店の大ファンで、母親のお腹にいる時から店に通い詰めているという。

 ちなみに、そんな常連たちが最後に必ず食べるのが名物スイーツ「かぼちゃケーキとココナツアイス」(504円)。蒸したカボチャのしっとり感は何とも絶妙。さっぱりとした甘さが最後のシメにピッタリだ。



日刊ゲンダイ