腿の高さで、バンクを知る!? | 日替わりライテク

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イチローは、首位打者をとった年ですら、フォームを変えていたそうです。『今年こそ最高のフォームだ』と。それで結果が悪くなるときもあったけれど、後退も成長のためには避けられないと信じていたそうな。ここで書かれたライテクは、そんな感じの、現時点の知識です。

 ライテクって、「速い」を求める派か、「上手い」を求める派に分かれるそうです。
なおたんはどっちだと思います?

 

もちろん、「モテたい」です。 

 

ということで、モテるようになるワクチンの緊急開発、まだですか←

 

 

 

 

 

 

そういえば、HMSの若手イントラが、『傾いているかどうかは、腿が傾いているかどうかで感じ取る』

と言っていたことを思い出しました。

 

 

車体が傾けば、「内腿」と「外腿」の高さは変わります。

これは、ハンドルの左右の高さ、すなわち両肩の高さが変わることと同じです。

 

(ちなみに、内側の肩が上がっちゃってる方、いませんかぁ?)

 

外腿は高くなり、内腿は下がります。

おそらく、これにより、より効果的に外腿でタンクを叩き込めるのでしょう。

 

 

 

 

イメージしづらいですか?

 

(しまった。事務においては、左が青でしたね。あっちの世界では、アカですけど←)

 

 

青線のほうが、地面に対して高くなりますよね。

傾きが増せば、赤線(内腿)はより下がり、青線(外腿)はより上がるハズです。

 

 

この方法で傾き角を知れると、どんなバイクでも、同じようにその傾き角を知れるようになるのではないでしょうか。

たとえば、つま先を擦ることでバンクセンサーとしていると、ステップの高さが変わればバンク角の把握は変わってしまいますよね?

しかし、タンクやステップの傾き度合いは、どんな形状のバイクでも同じハズです。

 

加えて、回転など、そもそもつま先を擦れないような場面でも、傾き角を腿で判断できます。

 

 

 

 

さらに、「リーンウィズ」「リーンアウト」では、その差は、実質的にさらに変わると思われます。

上体側から見た時に、アウトの場合、さらに内腿は下がって感じると考えられます。

 

上体が起きているところ、内腿は下がるわけですから、上体からは遠く感じます。

(つまり、内腿がさらに下がって思える)

 

 

 

逆に、「リーンイン」では、内腿が上がって思えるでしょう。

これは、上がった内腿でタンクを支えることにも繋がると思われます。

(つまり、車体が起きる)

 

そう考えると、『旋回時における内腿のホールドは重要ではない』と言われる理由の一つが、ここにもあるような気がしてきます。

“内腿が上がる=タンクを支える=車体が起きてしまう”

といった具合に。

 

そういえば、皆さんが、パイロンに当たりそうなとき、とっさに体を入れて車体を起こそうとするのは、この動作を無意識にやっているのかもしれませんね。

 

 

前に述べた『車体を起こそうとするとき、腿でタンクを腹に引き上げる』テクも、そうです。

切り返しで車体を左右に振り回すのではなく、内腿外腿の上/下(すなわちタンクが体から離れる/引き寄せられる)で、車体の傾きをコントロールする方法、結構オススメです。

 

 

 

 

この、『腿の高さの変化で車体の傾き角度を把握する方法』は、皆さん、無意識的に行っている気がします。

車体を倒す=左右に振るイメージがありますが、この下半身の上下の動きもよく感じ取ってみてください♪