ギターのナットは自作する時代が来たかも知れないのです 光造形3Dプリンターの可能性 | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
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昨年の冬に光造形3Dプリンターを導入して

 

 

 

時間を見ては研究を重ねて一年余り

この短期間のうちにプリンター本体と周辺の機材も

どんどん進歩を遂げて

当初はお飾りくらいの強度の造形物しか作れなかったものが

今やかなりの強度を持つレジン(凝固剤)が開発されて

それも安価になり、実用強度の樹脂部品が気軽に作れるという

すごい時代になりました。

 

さて、そうなると

ギターのナットも作れるんじゃねいか?

と好奇心がわいてきます(笑)

 

ナットの3Dデータは

ひとまず公開されているファイルをありがたく使わせて頂き

様子を見てみることにします。

 

ギュウギュウ詰めwww

ナットと仕事で使うスペーサーと、ネジたくさん

光造形プリンターは積層方向(画像だと縦方向)のサイズで

造形時間が決まりますので、作りたい物を無駄なく詰め込んで

一気に造形します。

えっと・・・写真を撮る時に

ファインダーの中にリンゴを一個だけとらえるのと

ファインダーいっぱいにリンゴを並べて撮るのと

手間は変わらないのに似ています(余計わからんね)

 

一時間ほどで造形完了

 

プレートから剥がして無水アルコールで余分なレジンを

洗い落とします。

ナットを4つ作ったうち、2つは失敗してしまいました・・残念!

 

 

生き残りの2個

想像した以上に良い出来栄えです。

 

M5の皿ネジも作ってみました。

プラネジって高いんですよね。

電気的に金属ネジが使えない場所とかに使います。

 

僅かに造形痕が残るものの、ネジとしては実用OKです。

 

 

テストショットのナット

このデータは45mm幅のアコースティックギター向けで

弦が食い込む溝がやや大きめですね。

溝は適宣、自分で切り直すのが良いと思います。

 

あ・・ここで

「プラスチックナットかぁーーー」と思ったでしょ?

 

個人的にですが、プラスチックナットって嫌いじゃないです。

要は適材適所という考え方

それと、この強化レジン・・・完全硬化すると

 

カッチカチやぞぉぉぉぉ! ちょっと古いか

 

マジでガチガチに固まって、爪先なんて食い込みません。

弦の振動でみるみる減ってしまう事はなさそうですし

素材としては面白いと見ています。

 

何より、一旦コツを掴んでしまえば

サイズは自由自在、失敗してもまた作る!

どんどん消費して研究できる気軽さが強みです。

 

さて、すっかり気をよくしてしまった私

調子に乗って独自の3Dデータを作りたいと思います。

 

では次回へ・・・