半年ほど前に、通販で見つけたAriaProII PE・・・なんだっけ

正確な型番は忘れちゃった。

 

渋いトラ杢、タバコバースト、そしてメイプルネックというのが

気に入って衝動買いしてしまったのでした。

ギブソン・レスポールが大好きなのですが

五十肩真っ盛りのオッサンにはゴツすぎるこの頃

取り回しの良いPEって大好きです。

 

レスポールが重た過ぎたんだろう ←はい

 

でもこの子・・・やけに安かったのですが

我が家にやってきたその日

「ん????」 金属部品はくすんでるわ

テイルピースがPEの純正と入れ替わってるわで

紆余曲折を経て、安売りされてしまったと思われます。

 

通販サポートに、テイルピースの件を説明すると

「はぁ・・・そうですかぁ 返品されます?」

とテイルピースのみ供給して欲しい私の意見と噛み合わず・・・

 

 

まあ、返品したとして

また転々とするのは可哀想だしね

ってことで私の手元にとどまることになった一本。

 

去年後半から業務に追われて

ギター話も遠ざかっていたので、紹介がてら

久しぶりに抱っこしてみたら・・・

 

この冬の乾燥の影響か

フレットのエッジが飛び出してる(笑)

ザラザラ・チクチクです。

 

時折、こうなる個体もありますので特に驚きはしませんが

あの硬いローズウッドやメイプルが縮むのでしょうかね。

 

で、収縮しない金属質のフレットワイヤーが

ハミ出してしまうという現象ですが

これまた不思議で、梅雨時になったら湿気を吸って

元通りになるか?と言えば、これが戻らないんです。

 

ま、いったんフレット端を整えてあげれば

殆どが再発しないのですが

木が杢になって楽器になって暫くは「若い時期」として

狂いが出るのでしょうね。

 

ほんの僅か、軽くヤスリをかけてあげて落ち着かせましょう。

 

ギターって、手元に来てからのメンテナンスが

非常に大事な楽器ってことが良くわかる現象ですね。

 

ギターをこれから始めようとされる方がいたら

予算カツカツではなく、定期的なメンテナンスをしてあげられる

余裕を振り分けるのが理想的ですね。