似ブソン・レスポール -3- | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ

 

前回

 

うう!もう我慢できない!!!!ハァハァ

 

こんな愛情のないフレット打ちなんて

有り得なーい!

 


濡れタオルで指板に水分を吸わせて・・・

アイロンで 「ジュワー」と、何度か繰り返し

杢の「締まり」を緩めます。

フレットを抜くときのササクレを防ぐのが目的です。

 

 

 

 

しっとりと湿った状態から、タングニッパーでフレットを掴みますが

ここで「グイッ」と持ち上げるとササクレが出やすくなりますので

グラグラと揺らすように持ち上げてあげます。

 

 

 

やり出したらあっという間。

ほぼササクレもなく抜き終わりました。

 

あースッキリしたわ!

 

 

 

ネックを簡易チェック

おお!逆反りが大きいですね。

トラスロッドを逆反り側に回してありますし

音詰まりを何とかゴマかそうとしたのでしょうかね。

 

 

フレットを抜いた状態なら

逆反りだろうが順反りだろうが、ここでリセットをかけられる。

指板の基準がキッチリ出ていなければ、フレット摺合せも

意味がない。

フレット摺合せは、あくまでも「最後の微調整」と考えるべきかと

思います。

 

 

 

 

少し、照明の角度を変えてみたら

おおお!身に覚えのないチッピングが!

なんじゃこりゃあ。

製造中に荒っぽくやったのかな。

 

 

慌てず騒がず・・・

 

 

 

エポキシ接着剤に「魔法の粉」を混ぜまして

 

色合いはこんなものかな?

 

 

 

 

 

フレットの際でのチッピングですので

エポキシをブチ込んだ時に、フレット溝に流れ込むと

後が大変でございます。

フレット溝の同じ厚みの「テフロンシート」を適当に切り出して

予めフレット溝にバリケードを作っておきましょう。

さすがのエポキシもテフロンには接着しませんので

硬化後にテフロンシートを撤去すれば、溝はそのまま残ってくれます。

 

テフロンシートがなければ

ブリスターパックを切り抜いてシリコンスプレーを

軽くシュッと吹いたものでも良いですよ。

ちょっと厚みの調整が難しいですけどね。

 

 

 

 

細いドライバーやヘラを使って

グイグイと盛ってゆきます。

 

 

 

 

ヒートガン「灼熱の嵐一号」で硬化を促進させるのと

流動化させ気泡を抜きます。

 

 

 

エポキシ接着剤も数あれど・・・

この「ダイソーエポキシ」がすごくイイ!

と言いますのも、有名所のエポキシ接着剤は

「弾性接着」を目的に改良されていますので

硬化しても、適度にクッション性があるんですよね。

接着剤としては、弾性接着が耐候性に優れますので

有名メーカー品は、その方向に進化していったのだと思います。

しかーし!このダイソー製は

カリカリに硬化してくれます(笑)

今回のような「充填剤」としては、昔っぽいコレが使いやすいっす!

カッチカチやぞ!

 

 

 

 

 

硬化後、テフロンシートを取外します。

溝を保ちつつ、エポキシが硬まっているのがわかりますか?

 

 

 

 

 

後は、アールに合わせてサンディングしてやれば・・・

 

 

 

 

あ~ら不思議!綺麗になりました!

 

 

このように、細かな所を補修しながら。。。

 

 

 

 

オーっとチョーク攻撃!

 

 

子供の頃、野球中継を見ていたら

「ランナー2塁を回って3塁!回った!チョークホームイン!」

チョーク?Choke?ランニングホームランじゃないの?

とずっと思ってたら、長駆ホームインだった

 

 

 

チョーク攻撃をした後

指板Rの出たブロックで軽くサンディングをすると

肉眼では確認できない凹凸が見えるようになります。

 

 

 

イエーイ!歪んでるwww

指板リセットのやり甲斐があるってもんだ。

 

ここからは、ひらすらサンディング・・・

これが結構ツライ作業なんですよね。

 

リフレットや指板リセットなんかは

何の問題もなく進行しておりますが・・・

 

いちばんの問題は

オーナー氏のボルテージが「ダダ下がり」なこと(笑)

ここまでやらないとダメとは思っていなかったらしい・・・

 

 

「なおそうや君、コレ買わない?」

 

 

 

             それでは次回へ・・・