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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
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数カ月前 フェンダーアコースティック ブリッジなおそうや!
にて無事修復を終えた(つもり)だった
フェンダーアコギ君。


最近アコギに興味を持っている気がする娘に
「使い給え・・・」と手渡してしばらく。


スタンドに置いている姿をみて

「ん?ワタクシ・・・こいつにフロドローズ付けたっけ?」
思われるほどの



うおおお!見事なフローティング!
アームでも付けましょか?



また剥がれたんですね・・・




弦を外して
ブリッジに力をかけたらアッサリ外れちゃった。。。



がっしり接着したはずでしたが
一点、心配事がありました。



塗装を割って「木地」出したのですが
なんとなく「プラスチッキー」な気がしていたんです。


コレ、シーラーの層かもと思いながら
接着を実行してしまったのですが
悪い予感が当たったみたい。。。




ドレメルツールで
表面を一皮めくってみると
どう見ても「樹脂層」でした、ありがとうございました。



言ってみれば
合成樹脂にタイトボンドで木をくっつけようとしていたわけで
これじゃダメに決まってる・・・失敗。




ノミとか電動ツールとか
総出で本当の木地が出るまで頑張ります。





なんとか掘り進め
徹底的にサンディングシーラーの層を
取り除きました。




あとは再接着となりますが
また剥がれるのも嫌なので
ブリッジにボルトでの補強をしてしまおうと
思ったのでした・・・






ローズウッドの木栓が必要となりましたので
ジャンクギターのローズ指板から
縞模様のよく似た部分を選んで
木栓カッターでくり抜きます。




直径は8mm弱




均等にテンションがかかりそうな場所を決めて
ハンドドリルで中心穴を開けます。




中心が決まったら
木工ビット8mmで座ぐりを入れます。



少しずつボーリング(笑)

ローズウッドを加工する匂いが好き♡

ってか、ローズ・ウッドって
バラの木と思われている方が多いらしいですが
木を切ったり削ったりしたときの芳香が
「バラの香り」に似ているからなんですってね。
確かに似ている。。。




ブラスのプラスを埋め込んで・・・




木目を揃えて蓋をする作戦。




僅かに円周廻りには隙間ができてしまうので
エポキシ茶色バージョンを作ります。
この魔法のパウダーを
耳かき一杯分混ぜ混ぜして




たっぷり目に充填しまして




木栓を押し込んで硬化させます。




硬化後、ドラムサンダーやらで
ツライチになるまで削りこんで・・・





全くの同一とはなりませんが
木目方向を生かした「栓」にすることで
まずまず違和感なく仕上がった「気」がします。





この埋め込んだボルトで
ボディ側からも踏ん張る方法です。



昔のギブソンでも
ボルトオン・ブリッジがあったようですが
まあ、それの類というつもりで。



できる限り
シーラーの層を取り除いたのですが
完全に木の素地を接着すると同じにはならないだろうと
先読みしての補強でございました。



ボディ側から
ナットを締め込むと・・・
「あれ?接着しなくてもいいんじゃね?」と思えるほど
ブリッジが固定されたのですが
ここは手を抜かず、今一度タイトボンドで接着です。




このまま数日間、お休み・・・




オリジナル派の方から見ると
卒倒しそうな方法で、再補修の巻きでした!