BMW Z3 ABS修理です | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ


本格的な春に向けて
業務の準備をしていたら・・・夜が明けてきてしまいました。


没頭していると、いつもこのパターンです。
これじゃ体に良いワケ無いよっ ♫


2000年式 BMW Z3





いつもお世話になおります関東方面のお客様からの御依頼。
車検で入庫したものの・・・ABSとエアバッグ警告灯が点灯し
この状態では安全性に問題があり、修理が必要との
判断をされたのでした。



診断の結果、ABSユニットに問題があると断定
交換が必要と思われましたが・・困ったことに
新品価格が20万円超えとの事。



完全に予算オーバー 叫び さすが輸入車



「何とか低価格で修理できませんか?」との御依頼でした。



エエっすよ!マッチョ




ABSコントロールモジュール
今回はポンプ一体で送っていただきましたので
こちらで分解しました。



安定して作業できる
「特製スタンド」に鎮座しております。




超音波カッター(借りっぱなしでゴメンネ仕様)
で開腹開始!




パカっと開きましたよ。
さて、ここからが重要・・・
故障の原因の追求が始まります。




あっ・・・違和感。



何百枚も基盤を観察していると
直感的に感じるものがあります。
様子がおかしいと言うか、部品やハンダの色が
「悪い状態の色」ってあるんです。




ちょっと引き気味の画像ですが
微妙なハンダクラックが多数。





ここは特に重症ですね・・・



修理箇所と交換部品を定めて・・・
バシバシと手を進めてゆきましょう。



クラックの入っていそうなハンダは
「ハンダ交換」を施します。


よく「コテの当て直し」で修理OK!ってやっている
業者さんがいらっしゃいますが
それじゃダメよ・・ダメダメ・・・あ、もう死語でしたか。


割れたハンダは
何故割れたのでしょうか?
それは「劣化した」からです。
酸化が進んで、材質そのものが脆くなり
最後は割れてしまう。。。


つまり「ハンダにも寿命がある」のですよ。



専用のハンダ吸い取り機で除去の図
ピン回りに隙間が開いているのが
「吸いとり完了後」のハンダランドです。




ハンダの吸い取りを確実にするため
プレヒーターで温めながらの作業。




これをやらないと
「放熱型」のコンピューター類は
ハンダゴテの温度がドンドン逃げてしまって
作業が不確実になります。





作業中に吸い取り器から廃棄される
古いハンダ・・・私のヒザ回りにまとわり付く
あんな小さな基盤でもハンダを吸い取ると
結構な量があるんですよ。




作業は順調に完了です。
原因も掴めた上での作業でしたので
修復に問題は無いでしょう。



開腹した「フタ」を接着。
防水のコーキングを兼ねていますので
慎重に・・・





調度良い重石が無いかと探したのですが
コレが 丁度イイ (・∀・)!!


ギター修理のウッドクランプ
こんなところで役立つなんて(笑)



実務と趣味の融合ですね!



BMW ABSモジュール修理完了です!



お!今日は凄く早く更新できたぞ??
いつもは余計な滑りギャグを考える時間が
如何に多いかって事ですね、アハハ・・・